2003-11-10

Cross Channel


 突如として塾長、ナスティ・ボーイ、声のソムリエ先生と言う3強からのご推薦を受けてしまった作品。3人揃って2003年ベストゲーはコレと言わしめるその実力やいかに。
 積みゲーブチ抜き優先作品ロット1。クロス・チャンネルにズーム・イン!
 略称は特に無いようだ。プログラムは頭文字をとってCCとなっているが「しーしー」と言うと何か違うので言ってはいけない。

ファーストプレイ

 公式サイトからも解かるように、印象は非常に薄味。
 このフライングシャインというブランドだが、どこかで聞いた名前だと思いきや、ぼくらがここにいるふしぎやこのはちゃれんじ!を作っていたブランドと同じ名前なんだが、何か繋がりがあるのだろうか。新規ブランドらしいが……。
 まぁ、俺は昔の事は気にしないのでサクッと流しましょう。
 そうそう、サクッとインスコ。スパッと起動。
 冬子、登場。
 名前から僕夏を思い出してしまったが、あらあらまぁまぁ、服はひらひらとして良かばってん(マテ
 しかし性格がかなり悪。高圧的。ロングの髪にキツネ目。
 無理。
 七香、登場。
 マウンテンバイクに跨って左斜め45度からのスナイパーショット。さすが塾長。
 茶髪のショートカットに、馴れ馴れしくも勝気な性格が見え隠れ。悪くない。
 まだ登場人物は2人しか出てきていないが、この辺りで「あー、このテキストはヤバいわ」と思うようになる。不気味な模様の交通標識とかは無視。さすが、漢塾塾生たちが認めるゲームソフトである。ゆったりと流れるピアノBGMに、調子に乗ったSEも素晴らしい。
 あと、七香の言った、困ったことがあったら行くほこらで、ドラゴンクエストとか考えた人は一般人です。下級生とか考えた人は悔い改めましょう。
 見里、登場。
 主人公の先輩にあたり、所属する部活の部長さんでもある。やや可憐チックな髪型のメガネっ娘。
 物腰柔らかく、マナマナのように柔軟な対応を見せる。
 普通に考えると無理なのだが……。
 美希、登場。
 主人公の1年後輩。セミロングの軽いウェーブヘアーで、明るくよくしゃべる。ファーストインプレッションからして「胸が薄い」と連呼されること、実に4回。IME学習機能のように連呼することで美希のキャラ印象順位の最優先事項へと昇華する。小賢しい。実に小賢しい。クククク(マテ
 しかも、どうやらミニスカートが大好きでいつも履いているらしい。ニッポンの未来は明るい!!(ぉ
 遊紗、登場。
 名前はユサと読む。ショートボブに白いカチューシャの女の子。ですーですーと。
 どうやら中等部らしいので(主人公は高等部)、打つ機会は無いようである。危なかったと言わざるを得まい……って、え?
> この駄目な単語の並び方が、俺をたやすく狂わせる。
 主人公はどうしようも無く若く、どうしようも無く妄想癖で、どうしようも無くエロい。
 発見、即、下ネタ。
 紳士たるこの俺(ぉ)とは、水と油のように相反するものだと思っていたが、この瞬間の俺と主人公は、界面活性剤を潤沢に混入され、いとも容易くフュージョンしてしまっていた。
 後の展開に対する俺の科学的反応、及び、非科学的反応は推して知るべし。
 霧、登場。
 主人公の1年後輩で、美希と同級生の友達。ショートカットの大人しい性格のようだが、キレ長の瞳はキツい性格を思わせる。
 と言うか、主人公はいきなり嫌われているらしく、つんけんと言うより刺々しい。
 ……何か?(ぉぉぉ
 話の節々で、不自然……と言うほどではないのだが、舞台と効果を曖昧なまま突き進める描写が。実に「ぼくここ。」テイスト。しかしてそこはそれ。あっけらかんと吹き飛ばす鋭いテキストが織り込まれている。久々に爆笑の渦。
 美希の私服シーンはまだかまだかと心待ちにしている所に、皆で海へGOGOGO。キタキタキター! レッツ・エンジョーイ・イン・ビーチ・パラソォ(最後だけマイコー調に)
 間違い無い。いやもー、間違い無いね。美希ぽんと空を飛びます!(謎)
 曜子、登場。
 口数少ない黒髪ロングの女の子。どうも、人間嫌いらしいが、主人公の言うことだけは全て聞く。殆ど登場しない曜子だが、各登場人物たちの人望は熱いようだ。特に冬子。
 まー、打てないコースなんだが、どうだかなぁ。
 印象的なムービーシーンが入り、しばし、ぽかーん……。ムッキーマッチョな体育教師(犯罪系)や、賑わう学食(お笑い系)、初見から無二の戦友(病弱系)などは……どうすればいいんだ。つーか、地味めの後輩(ファイナル・アンサーの可能性という希望)ってかなり期待していたんですが、どうすればいいんだ。
 あれか。
 俺が感じている感情は、物理的に哲学的な精神的疾患の一種なのか。
 ぐぁ……ッッ!!(大震撼)
 何故だ! どうしてこの俺様が冬子とバカップル爆誕などとのたまわねばならんのだ。
 神はこの俺に七難 hack を与えたもうたか!(的確)
 嫌だ。嫌過ぎる。この主人公は、冬子に過剰なボケ(一般的にはセクハラと言う)に対する、キビしい突っ込み(正拳)を求めまくるのは、アレか。主人公はMなのか。そうなのかそうなのか。
 はっ……!!(手に汗)
 ナスティ・ボーイや声のソムリエ先生がお薦めする所以はココにあるのか!?(今更気付いたかと言わんばかりの、彼らの冷笑を思い浮かべて愕然)
 ……_| ̄|○
 なるほど、時間軸は気持ち良く進んでいるわけでは無い。何かに似ているかと思えば sence off か。しかし、机上物理学や前衛的哲学や恋愛心理学は始まらない。ただひたすらに、笑いの道を究めんとす。
 リピート。ローテショナル・ディレイ・イズ・ハァハァ(謎)
 ぐぁ……ッッ!!(大震撼)
 霧が動く。
 物語は収束しない。循環する日常。それは Prismaticallization でも味わった。
 しかし何かが違う。テキストは確かに違う。
 テキストテンポが悪くなった気はしない。むしろ加速。
 しかし霧である。苦悩する。苦労する。クロースる(マテ
 いやほんとに待て。俺は真面目に考えているつもり。絶対的に何かが違うのだ。
 前述の sence off や Prismaticallization との違いは、循環を定義する枠が違うのだ。Prismaticallization は自己への循環認識。これは主に主人公が、である。sence off はゲームの特徴ともなっている認識力学という設定。舞台は言わずもがな。未来にキスをも対象への循環認識がポイントになっていたりする。
 とまぁ、シナリオには興味深く熱中できるのだが、何故だ。どうして霧なのだ(やはり帰結する思考循環)
> しかも精神的に虐げられたせいで、ギンギンになっているではないか。
 ナスティ・ボーイや声のソムリエ先生がお薦めする所以はココにあるのか!?(さらなる深淵が待ち受けている明日に希望の光を見ることが出来ず愕然)
 ……_| ̄|○
 ……またなんか俺が凄く嫌う系のものが爆誕してるし……。
 リピーツ。ローテショナル・ディレイ……。
 ぐぁ……ッッ!!(大震撼)
 美希美希のシナリオへの突入する選択肢が登場したかと思えば……メイド・イン・主人公、爆誕(ぁ
 ナスティ・ボーイや声のソムリエ先生がお薦めする所以はココにあるのか!?(巡る季節に重々しい何かが迫り来ることを第6感が感じとり愕然)
 ……_| ̄|○
 サークレイトしてからその役は誰かが当たるだろうと思っていた。だが、そりゃないぜお兄さん……。
 イクない。劇的にイクない。ファントムはファントムであるべきなのだ。逆もまた然り。ギャップ? あり得ないあり得ないあり得ない。弱すぎるっ……。
 探し物は何ですか。見つけにくいものですか。鞄の中も、机の中も、探したけれど見つからないのに。まだまだ探す気ですか。それより僕と……良い週末を。
 サークレイト。
 曜子の番か。
 理系の俺には楽しい仮定。だけど証明することは無い。こんな状態でシナリオが終わるはずもなく。つーか、コイツはいけ好かん……。目的意識が不明瞭。人として求める答えを求めていない。義と和の心が無い。
 惨劇の元にサークレイト。
 七香が動く。
 どうして歩いてきたって、そこに道があるから。矛盾に満ちた今を繰り返しているわけでも、人智を超える領域で干渉するわけでもない。ただ、そこに道があったから。
 そしてまた、七香に道を提示される。
 拒否権は無く、別の示唆も無く、審判は下される。
 見た事の無い選択肢を選ぶ。サークレイトウィークは、主人公が知覚することで大きく変わった。
 変わったんだが、俺、まだメガネ部長とか心無い姫を攻略してないけどいいのかな……。まぁ、心残りは無いけどNE!(てひ☆)
 つか、最後の最後で美味しいセリフを残しながら、親友(ダチ)が飛んだ。
 なるほど──異界送り。FF10にあったアレだ。
 8人とされる登場人物。攻略ルートに到達していない罪滅ぼしの為に、屋上へ。
 こんな状況でもAV男優も腰を抜かす主人公に脱帽。
 見里先輩のシナリオに触れてしまって、迂闊にもホロリと来る俺。
 さて、次は霧がいい。小人数になると危険因子は手に負えなくなってくる。分母が支えきれないのだ。そう言った意味では、真っ先に曜子を飛ばしたいのであるが、あいにくそれらしい選択肢が無い。
 と思ったらクリックミスって冬子が飛ぶ(ぉぉぉ
 前半ではあれだけエロエロ本能剥き出し触ればいつでも飛び出すよみたいな尖っていた主人公が、我慢の子。見るに耐えない。
最後はどうか──幸せな記憶を。
 残る選択肢はフラワーズか……。ちょっと鬱。
 ちょっと腑に落ちない落ち方をしたものの、どうでもいいので異界へ送る。
 フラワーズはフラワーズではなく、単体で送るものらしい。
 美希ぽんとのダメっぷりにオゥ、シット! などと言いながらガッツポーズをしている俺は本能と煩悩には逆らわない方向で。
 さて、残しますは曜…マナマナ到来。
 ……_| ̄|○
 ナスティ・ボーイや声のソムリエ先生がお薦めする所以はココにあるのか!?(ただひたすら、彼らの純然たるM性に愕然)
 ……。
 ……。
 ……スキップして、いい?(ぉぉぉぉ
 俺にあのセリフを言わせたいのだね……あの、Prismaticallization の名言を。
> 以降、約30分程度に渡り、読むだけの進行となります。ご了承ください。
 と言うか、お察しください。無理です。
 時は満ちて、続いてしまうサークレイト。
 まさに無の境地で無理矢理修行をする主人公。そして突然悟りは開け、「汝、隣人を愛せよ」と優しくのたまうようになる……(色々と言いたい事はあるが、ネタバレなのでお察し下さい)
 ラストだけが納得いきません。
 大団円にしろって訳じゃないけど、ちゃんと物語を閉じて欲しかった。物語の末が浮いた感じで終わってる。ハネるかオトすかして欲しかった。結局、悟りを開いちゃって終わりなんだろうか。前半の美希編で曜子が手違いを起こしたように、万に一つが無いわけでもない。「祠が無くなっていた」(CGではちゃんとあるんだけど)と言っていたが、もともと祠ってのも人の手で作られたもので、その付近に発生する超自然現象には関係が無い。むしろその超自然現象に対する人為的な後付けの祠、と考えるのが自然だ。なのにどうして祠が無くなった程度で諦める。特殊な認識視力は「徐々に薄らいでいく」のであって、可能性がゼロとは言えないんじゃないか。人は一人じゃ生きて行けねぇ。そりゃ当たり前だ。ならば人らしく、人間らしく、生きているモノとして、足掻くのが普通じゃないんだろうか。偉い修行僧やイエス様のようになって終わり、ってのがなんとも納得行かなかった。
 そもそも主人公に自給自足能力があるとはあまり思えない。ならば、エピローグの際の「5回か6回目の放送」と言っている主人公の世界では、世界がサークレイトして主人公はパンとかジャガイモとかを食べているに違いない。だが、世界がサークレイトしているわりには主人公の記憶は持続している。「5回か6回目の放送」と言っているからだ。不思議だ。不思議すぎる。逆にサークレイトしていない世界に変革してしまっていたとしたら……主人公は霞でも食べて、やはり仙人のように神格化していると言わざるを得ない。ここが思いっきり引っかかってエピローグが納得出来なかった。

総括

 さて、総評。
 シナリオ大絶賛。特に、前半のシナリオ展開とオチ、伏線、ギャグとどれを取っても一級品。それ故に止め所が無い。まっこともって社会人泣かせのゲームであると言える。
 CGはかなり良ろしいんじゃないかな、と。たまに肩幅とかハッスルしちゃいますが、全体的に線が細いのでわりかしアリの方向で。ただ、俺的にはどうして美希の私服姿が無いんだ! と声を大にして言いたい。
 音楽は実に効果的。BGMは今年プレイしたゲームでもなかなか効果的に使われている。但し、デフォルトでは音量が控えめすぎるのと、テーマ曲が印象にまったく残らない。
 システムは無問題。攻略とか見ないでも解ける仕様はシナリオとうまく融合しているが、逆に言うとこれも止め所が無くなってしまって社会人泣かせな罪なシステムと言える。
 総じて、万人にお薦めとは言えないが、この業界に片足でも突っ込んでいるならプレイしておくべきゲームだろう。

2003-07-28

届け、想いのかけら


 2001年俺的ベストゲー Close to のプレイステーション2移植版、「想いのかけら」の発売記念イベントに参加してきましたので、そのレポートを致します。意外とお目立ちさんになってしまったので、参加した人は見ないように。
 このような「イベント」に参加するのは、今回で2回目。
 さて、今回のイベント……時と場所は、梅雨明けの空も眩しい大阪日本橋。
 発売元&イベント企画主催のKIDからの発表では、「釘宮理恵さんイベント」となっていた。まぁ、声優さんイベントなんだろうなぁと思いつつも、俺としては思い入れのより深い中原麻衣さんイベント(東京で開催)に行きたかった。
 釘宮さんについては、この Close to の小雪役、Iris の美卯役、ミルモでポン!のムルモ役、ぴたテンの小星役ぐらいしか知らない……(←かなり知ってる模様)
 釘宮さん自身のキャラクター性についてはラジオで1回聞いたはずなんだが、別のお方に夢中であんまり覚えてなかったり(マテ
 この事前情報を情報筋に提出・問い合わせてみた所、世界ランカーのトップエージェントから「7時ですね!」と嬉々とした御解答を頂く。(エージェントと言う単語の意味についてはルーツを参照)
 その時は、「なるほど…」とアッサリ受け入れてしまった俺。俺も意外と深い所まで来ているかも知れない。
 ちなみに、隠された魔境での前日合宿では、Y店長、M先生から「予想がつかない」との御解答。最悪の事態を想定しつつ、時間をキッチリと指定したナスティ・ボーイを信じて、7時に行こうと決意。しかし塾長との会話が弾んで、寝るに寝られない。まぁいつものことなのでご愛嬌(笑)
 出遅れてしまったが、9時にソフマップ前に到着。パッと見て30人弱の人数が並んでいた。
「最悪の事態にはならなかったか……」
 一安心しつつ、列に並ぶこととする。
「私は寝てないんだ!」
 とか、某雪印社長の言葉が頭の中を駆け巡りながら、ぼーっとしているといつの間にか10時になる。1時間も待たされてたはずなのに寝起きだったのか感覚的にはすぐだった。……ひょっとして、これも慣れか。
 入場整理券が配られ、がっちりキャッチ。
 そのまま日本橋散策へ向かおうとしたが、生粋のシスプリストP氏から連絡が入り、合流。イベント不参加組とも合流し、日本橋を散策しているといつの間にかはぐれてしまったのでP氏とともに昼食。昼食中にY氏とも合流し、さっそく会場へ。
 入場整理券番号で席が決められており、出遅れたP氏こそやや後ろの席だったものの、俺は3列目左端のなかなかの席に座らされる。そしてY氏は3列目のど真ん中、超アリーナ席をゲッツ。
 会場は広く、ただのパイプ椅子だが席がきちんと用意してあり、椅子間隔も充分にとられていた。前回はただの広いスペースに直に座らされていた事を考えると凄い進歩だ。
 さて、痩せていた頃のガレッジセールの川田さん似(Y氏談)であったKID関係者(広報かな? この後も進行役を務めていた)の前説から始まり、サクサクと釘宮さん登場。
 おもむろにトークショーが始まる。トークの内容は、ゲームの生い立ちから入り、釘宮さんの最近の仕事を自分で紹介したり客席から教えられたりと、「想いのかけら」と「釘宮理恵という声優」を少し知っている人なら誰でも楽しめる内容だったでしょう。ま、俺は前述のもの意外はまったく解からなかったけど。
 遠方からイベントに来てくれたユーザーの話題になった所で、沖縄出のY氏がフィーバー。紅茶館Tシャツが光り輝く(ぉぉ
 釘宮さんは、当日の朝5時まで想いのかけらをやりこんでフルコンプして来たらしい。すげぇ。釘宮さんのお気に入りのシナリオは、遊那シナリオのようだ。激しく頷くのは俺だけなのか。
 トークショーも盛況のうち、そのままビンゴ大会へ。
 釘宮さんのサイン入り景品が放出される。ここでP氏がフィーバー。風鈴(2個目)を激しくゲッツ!
 最後の景品となったところで、俺もようやくリーチがかかる。リーチがかかると立たないといけないので、よっこらせと立ち上がるといきなりビンゴォぅ!(ぉぉ
 最後の最後の取っておきとなっていたサイン入り大型時計が目の前に。同時にビンゴだった人とジャンケンで勝敗を決することになる。
「俺、クジ運は悪くないけどジャンケンは弱いんだよなぁ……」
 と思っていたが、勝負する相手を見てすぐに、
「あ、この人はグー出す」
 と想いのかけらが届いたので、あっさり勝利してしまった。俺もフィーバーしてしまい、俺の身内参加者全員はそれぞれの晴れ舞台を演じきる。
 さて、バカデカい時計を貰ってビンゴも終わり、握手会へ。前回と同じノリで、1分ほど握手と会話をしてのち、そのまま退場の形となる。
 身内での1番バッターは、Y氏。燦然と輝く紅茶館Tシャツと、赤く燃える「萌」の一文字。URLまで書いてあるので広告効果も期待できる(ぉ
 さて、2番手は俺。釘宮さんに一声かける会話の内容は、ゲームの話題でも良さそうだったので、前回とは違ってすぐに思いついた。
「あー、ビンゴ大当たりの人~」
「ははは。ハジメマシテ」
「あっ、あっ、はじめましてぇ」
「Close to も Iris もやりましたよ」
「ありがとうございますぅ」
「釘宮さんは暗い感じのキャラばっかりですよね。釘宮さんのキャラクターとは思えないです」
(一応はその演技を誉めてるつもりなのだ)
「あっ、そうだ~」(いや気付けよ!)
「暗いキャラしかもらえないんですか?」
(隣のKID関係者:通称川ちゃんをチラリ)
「あー、あー、えー」
(マネージャーらしい人を見る釘宮さん)
(終わりそうになかったので強引に締める俺)
「でも、面白かったっす。これからも頑張って下さい」
「はい~」
(川ちゃんの方を向いて)
「KIDさんも、毎回面白いゲームをありがとうございます」
「あーどもども、ありがとうございますっ」
 こんな感じだったかな? サクッとかいつまむと。
 釘宮さんと対面した感想としては……。
 おみまゆさんの方がまだアドリブ効い(以下怖いので削除)
 つーか、役者が一般人の俺よりテンパってどうする。だがそれがいい。(マテ
 そして、川ちゃん(と言うかその向こうにあるKID)に御礼を言えたのが俺的にも嬉しかった。
 さて、ここで俺は退場となりましたが、続いて3番バッターのP氏。
 会場の中に居なかったので見ていなかったが、どうやらとらのあなで無料配布していた「とら缶」を手渡したらしい(笑)
 はい、今回も無事にイベントを楽しみました。
 Z師匠には「周りに揉まれて頑張って進化してコイ」などと言われていたものの、会場の造りが広く、揉まれることも無かったです。
 イベントの内容もゲーム(想いのかけら)が中心で、俺にも解かりやすく、とても楽しかったですね。
 Y氏は入場前にゲームを購入してイベント後に即売る予定だったのですが、イベント効果でゲームのプレイを決意されました。今回のイベントの内容をよく表している事柄です。俺的には、ゲームさえしてくれればもう洗脳完了☆(マテ
 1回目は20人、2回目は100人イベントを無事に乗り切り、次は4ケタ規模のライヴに逝ってよしと太鼓判を貰いました……。
 頑張ってみようかと想いのかけら(ぉ

2003-07-26

水夏


 山と、川と、風と、緑。今年も熱い夏がやってくる……! バーニングサマー2003、夏ゲー企画第3段ッ!
 D.C.は結構面白かったのだが、滅茶苦茶ビンゴッ! って訳でもなく、それなりに楽しい作品といった感じだった。しかし、それ以後の話題性・ネタ性が高く、やって損の無いゲームだった。
 その、曲芸という愛称で親しまれているサーカスが、ダカーポ以前に送り出した作品が、この水夏だ。
 略称などは無いようで、そのまま水夏(すいか)と呼ばれる。

1章

 軽快さ、よりも、演出に寄ったシステム。D.C.はあれでも進化していたんだなぁ……と思わせる。
 オープニングムービーもセンスはあるのだが、もう一歩だ。ダ・カーポは巧く纏まっていたが、シナリオも妙に纏まりすぎていた。水夏は、表現に技術が追い付いていないだがそれがいい感じ。(ぉぉ
 そして同じくD.C.の時も感じたんだけど、テキストは巧いと思う。かなり。読ませ方とセンス。
 千夏、登場。
 おかっぱ頭のメガネっ娘。
 あれれ……おかしいな……(謎)
 伊月、登場。
 名前はイツキと読む。ああ巫女さん、巫女さん巫女さん、フォーエバー(ぉぉ
 大人しい控えめの性格で、黒髪ロングの巫女さん。
 小夜、登場。
 _| ̄|○
 ……どうすればいいんだ。
 シナリオは、現在と過去を行ったり来たりで進んで行く。テンポ良く、謎を貼りながら物語を進めていく。俺的には小夜に心揺れつつも、シナリオは伊月に揺れまくる、漢心と夏の空(マテ
 第一目撃者が犯人だった、とは基本ながらも非常に見事だ。本当にあのD.C.のメーカーなのかとか思っていたが、最後の尻切れっぷりは確かに……(ぉぉ
 とまぁ、ラストまで突っ走ってしまいました。
 システムはもう少しどうかと思うものの、テキストの牽引力、BGMの良さ、謎解きなど、素晴らしい魅力を持っている。これが前作にある以上、なるほど「だかーぽ、もう、だめーぽ」とか言われる訳だ……(ぉ

2章

 さやか、登場。
 黒髪ロングのちょいボケお姉さん。主人公が「先輩」と呼んでいるので、たぶん年上なんだろう。美術講を開く芸術家を父に持ち、主人公はそこへ通っている。
 苗字が白河ということで、D.C.の白河ことりと何か繋がりがあるのだろう……ま、この水夏の方が前作となるので、あまり気にするでもないか。
 さやかは、ちょっと学校の成績が悪いらしく、1学年下の主人公が勉強を教えることに。
 おつむの足りない子はこれだから……(ハァ、ヤレヤレ(マテ
 まぁ、詠美に勉強を教える千紗──って感じか。
 透子、登場。
 どうにもセンスオフの無口系のキャラを思い出してしまう名前だが、主人公の住むアパートの、主人公の部屋の隣に住む女子大生。黒髪ロングに白いカチューシャをした爽やかな大人の女性。夕飯のおすそ分けなどを頂いたりしてしまうわけだが……フラグ立てても違和感無いよね?(謎)
 ボイスのあるキャラクターだが、無理なんだろうなぁ……。
 名無し──と呼ばれている少女には何度か遭遇しているが、やはり名前は無いのだろうか?
 もしそうなら、「名前が判明した時点でのファーストインプレッションと紹介」が書けないかもしれない。打てるのに。
 さやかの家の前で、名も知らぬ少女に告白される主人公。(後々に、美絵という名前と判明)
 ……。
 ……。
 さやかルートしか、無いんでつか?(涙)
 スリッパをパタパタと鳴らせてジュースを取りに行く先輩の後姿を眺めるだけで、
> 主人公「今度、エプロンでも作るか……」
 と、つぶやく主人公。ひょっとして、K氏降臨?(ぉぉ
 基本的に主人公と、さやかと、さやかの父で物語は語られる。透子はボイスがあるのに、まったく関係無し。
 途中で視点が変わらなければ激泣きしてたと思うんだけど……。惜しい話だった。涙腺つっつくぐらい(←それでも良い話だったらしい)
 いくつかの謎解きが存在するので(1章でしたので)、そちらに結構ハマッてしまったし。

3章

 続けざまに新章突入。
 1章と2章を終わって、1章と2章は関係があることが解かる。となると、3章は、1章と2章が絡んでいる部分から物語が登場することになるのだろう。
 茜、登場。
 透子の妹で、明るいポニーテールの女の子。
 日焼けの跡が生々しい……_| ̄|○
 きっと、水夏某章へと受け継がれる物語を担わされているのだろう。
 透子の妹が出てくると言う事は、つまり、3章は主人公と透子と茜の物語となるのだろう。透子は少し前にも説明したように、黒髪ロングの優しいお姉さん系キャラ。
 ……。
 ……。
 また、ロングストレートのキャラがヒロインでつか……_| ̄|○ < 正統派とは言え3連発は飽きるヨ
 ちなみに、3章の主人公は、1章2章の主人公とは別人物。
 優しいお姉さんだと思っていたら、どうやら度を過ぎた従順系らしい……。この業界で従順系のスタンダードと言えば、東鳩のあかり。そして主人公は、
> 主人公「ごめん、●たないんだ……」
 ……あれ? オカシイナ?(笑)
 時間軸が違うと思われる場面が交互に訪れている。
 謎解きは楽しいのだが、鬱になってくるのはどういうことか?
 義理の妹(茜)とえちぃする夢を見て、主人公は自分の置かれている人間関係諸々に不信と疑念を抱くようになる。なんだか、孝之クンを思い出すんですが……気のせいですか? まぁ、もともとカウンセリングに毎週通院しているらしいが(ぉぉ
 キャラの設定や各章シナリオの繋がりなどを踏まえた後、するするするりと謎が解かれる。逆転的 Ever17 感覚だ。そして、その謎が解かれた上で、究極の選択を突きつける水夏。完全1択のはずなのに、黒髪ロングキャラばかりだった水夏シナリオ全体での相乗効果も加わり、計りしれない計算の上で苦悩する、漏れ(ぉ
 ……。
 完全1択のはずなのに、その逆側を選びたいとプレイヤーに思わせる惜しみない努力は絶賛に値する。
 ……_| ̄|○
 しかし、俺は、ファーストプレイでは自分が正しいと思う選択肢を選び取るのだ。それが俺の流儀。涙を飲んで、クリッククリック。
そしてメーカーサイドの努力を無に帰す選択肢を選んでしまったユーザー(俺)には、マナマナ到来(ぉぉぉ
 思わず畏敬の念を抱きつつも、お釈迦様の手のひらの上は広すぎます。そして、ただただ、狡猾且つ大胆な謀略に、本質的な強さを見出さずにはいられないのです。

4章

 うーむ……。
 各所で「名無し」と呼ばれているように、名前は無いのかなぁ……。だとするとファーストインプレッションが書けないではないか……(笑)
 夜の神社の境内にて、名無しの少女と出会う主人公。
> 主人公「自分で言うのは何だけど、俺は割と悪人じゃない」
 ……。
> 主人公「だから、まぁ、付いて来なさい」
 誘拐犯キタ────(゜∀゜)────!!
 名無しの少女に、旅館で夕飯をおごってあげることになったようだ。
 早速、餌付けが開始されたらしい(ぉぉ
 食事を終わった名無しの少女に、ティッシュを持って近付く主人公。(ぉ
> ふきふき……。
 ……_| ̄|○
 そして、にこやかに無邪気に笑う名無しの少女を見て、
> 主人公「どうにも妙な気分になってしまう」
 ……。
 早いよ。4章開始してまだ5分だよ。物凄いスピードで主人公のの立ち位置と名無しの少女との関係が確立されて行く。主に、俺内部で(ぉ
 カナ坊、登場。
 ……失敬。
 ちとせ、登場。
 主人公の妹。ショートカットに黄色いリボンをして、パジャマで初登場。
 主人公の後ろに付いてきた名無しの少女を見つけた際の、微妙で曖昧な笑顔が、俺のハートをがっちりキャッチ。
 でも、ボイスが無いよ……(笑)
 名無しの少女には謎がある。
 名前からして無い。根本からして謎だらけ。だか、憎めない。無邪気な笑顔と暗さの似合う横顔は……奇跡の天使がダブる。うぐぅ。
 つか、もうかれこれ5時間は経過していると思うが、名無しの少女の謎は解けない。主人公に近しい血縁に振り回され、お嬢に癒される日々。
> 華子「微妙に犯罪臭いから、姉としては悲しいけどね。ま、ほんとに好き合ってるならいいか。」
 _| ̄|○ < カナ坊もダメなんだろうなぁ……。
 お嬢の正体が判明。聞いてなるほど、と言うか姿格好で察しろよ俺ってなぐらいのものだったが……。
 ここから導き出されるラストは激しくイヤンな感じ……。
 でも、雰囲気は明るくなってきました(笑)
 スク水キタ────(゜∀゜)────!!(ぉぉぉ
 へちになるもんっ? へちになるもんっっ!?
 ……ならないよ_| ̄|○
 ……。
 …………。
 アルキメデス(名無しの少女がいつも持っているぬいぐるみ)の真実も明らかになる。
 ……_| ̄|○ < 回避不可
 繰り返してきた悪夢を止めるためには、主人公に何が出来るのか……。
 1章から常に登場してきた千夏と、名無しの少女。
 お風呂でレッスン1。(マテ
 ……。
 どうやら俺にはこのぐらいの謎解きが一番合っているらしい。
 ゆっくりと少しずつ時間は進み、謎解きの時間と感情移入の時間が用意されている。大変長いシナリオでございます。長い……。
♪出会い別れ土に埋もれ、日が沈むように死んでゆく。
 ……(・∀・)!
♪本当に優しくなれるのは、
 ……( ゜Д゜)!
♪色褪せた景色を見てる時。
 キタ────( TДT)────!!
 _| ̄|○
 いやはや、確かにアタリで御座いました。
 号泣のシナリオなわけですが、微妙に犯罪と言うか、犯罪そのものなのが頂けないかもしれません(ぉぉぉ

総括

 さて、総評。
 シナリオは久々に10点付けようかと思ったが、割り引き。強いて言うなら4章よりも1章の方が萌える。シナリオ自体は4章も素晴らしくイイ。
 CGは、綺麗なのだが、1回のプレイで見られる枚数は少ないような。1枚絵や立ち絵が欲しいときに無いのが痛い。名無しのセーラー服は用意するべきだ(ぉ
 音楽は、オープニングテーマからBGMに至るまでおしなべて高得点。もともと、水夏のオープニングテーマを単独で聞いて「このゲームやってみたいな」と思っただけのことはある。
 システムは、あまり良いとは言えない。なんとかしようと「頑張っている」点だけは認められる。
 総じて、名作という評価で問題無い。問題無いが故にD.C.が光り輝くのだろう。

2003-07-23

風ノ唄


 夏をまた今一度。あの素晴らしい夏をもう一度。ざわつく大気に、揺れる風……バーニングサマー2003! 夏ゲー企画第2弾。
 次に崩すのは、この、風ノ唄だ。風評はあまり聞かず、ただ積んであったのだが良い季節に良い機会なので夏ゲーということに致します(ぉぉ
 特に略称などは無いようだ。

ファーストプレイ

 重い……。Windows98対応で、Windows2000とは謳っていないが、このCPU占有率はなんだろう。
 と言うか、かなり久々のCD-DA音源ゲームかも。あんまり古いゲームとは思ってなかったんだが、俺の思い違いなんだろうか……?
 うわ、こう言ったゲームでチャイナキャラとは珍しい……と思っていたら。
 夏野 葉子、登場。
 主人公が住むことになったアパートの管理人。手際よくぽやぽやとしたお人のようである(謎)
 ひらスカにエプロンというK&Iコラボレーションなかなかナイスな取り合わせで親指を出さざるを得ない
 とらハ2の愛さん……が、近い印象か。
 夏野 あや、登場。
 うむ、ホムーランケテーイ(マテ
> 優しいお兄さんの構え、だ。
 ん、当たり前(ぉ
> あや「よ、よろしくお願い、た、奉ります……!」
 キタ────(゜∀゜)────!!
 い、いかんいかん……ファーストインプレッションで5階席にブチ込む所だったよ……(手遅れ)
 この主人公……爽やかなCGに反比例するかのように、煩悩が先走ってるのはどう言うことだろう……(笑)
 春日 さつき、登場。
 ツインテールの幼馴染み。中華風喫茶店でウエィトレスをしている。ようやく名前を思い出した主人公のことを「お兄ちゃん」と呼んでくる。
 ほんと、久々にチャイナっ娘を見たような……とらハ3のレン以来かなぁ。
 もちろん、
激打(ゲキウチ)
 倉敷 凛、登場。
 黒髪ロングストレートの巫女さん。おっとりとした性格で和を保つ癒し系。神社の境内の木の下で昼寝をしていた主人公を行き倒れと勘違いし、鼻先にイカ焼きを突きつけるあたり好感触(ぉぉ
 これまた久々に巫女さんを見たような……そうか、最近何か足りないと思っていたら、コレか……。
 晶、登場。
 ……って言うか、男だよね……?
 いや、まじで……(謎)
 籐子、登場。
 メガネっ娘。性格はかなり辛そう……(笑)
 でも、サブキャラっぽいのが……(笑)
 主人公の立ち位置をようやく把握。と同時にオープニングムービーが再生。なかなか巧い作りになっているものだ。
 主人公はその昔、この街に住んでいたことがあったらしい。その頃の幼馴染みがさつき。時を経て、主人公は大学生となり、一人暮らしを始め煩悩を携えてこの街に帰ってきた。そのアパートの管理人が葉子、葉子の妹があや。
> あや「お、おす、です」
 クッ!?(ぉぉ
 ボイス(・∀・)イイ! どことなく、あさひちゃんの匂いが……(謎)
> さつき「あ、お兄ちゃん、いらっしゃい」
 ふむ……。
 さつきも可愛いが、凛さんも純正巫女さんという……。
 ど う す れ ば い い ん だ …(死
 シナリオに関しても、さつきは病院がどうとか、凛は姉がどうとか、あやは父親がどうとか、カナリ痛そうな予感……ッッ。
 さつきの母、登場。
 さつきをそのままポニーテールにしただけのような、若々しい美人ママ。
 って言うか髪形が違うだけで、同じチャイナ服なので見分けが付かん……(笑)
> あやちゃんは膨れたが、アイスはちゃんと受け取った。
 ……。
 ……ジェーンが来る!(稲村ジェーン)
 時空を揺るがすビッグウェーブが……激しい萌えの波動が……!!(ぉぉ
> 葉子「あやは名門校でも成績は良くて、学年でも10番ぐらいなんですよ」
 ……。
 にゃあ~、ですよ。お兄さん。(謎)
 く、狂おしく狂おしい予感……!!!
 あや関係のイベントしか起こらなくなってきた……どうやら、ルートが確定した模様……。
 で、でも、毎日が痛いよ……?(涙)
 片鱗が……。
 主人公とシンクロしてイラついてる漏れ……シンクロして……。
 ここから、風の唄怒涛のシンクロ攻勢!!
> 俺のやりたいようにやるさ。
> 主人公「ふむ…」(ぉぉ
> 主人公「お兄ちゃんって呼んでいいぞ」(マテ
> 主人公「ふむ…」(ぉぉぉぉ
 アンタ「ふむ」多すぎ! 激しくシ・ン・ク・ロッッ!(んぁ
> あや「……お、お兄……ちゃん?」
 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
♪風に戸惑~ぅ弱気なボク、通りすがるぅあの日の影~
> あや「……う、うぁぁぁっ」(以降、あやの独白)
 痛タタタタタタタタタタ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ゴブァ
 しかし、こんな時でも本能と煩悩を忘れない主人公に乾杯&完敗ッッ!!(ぉぉッ
……が、がぉ。(←痛い片鱗がキタ)
 がぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉがぉ(ぉぉぉぉ
> しかも、当の本人はそれがバレている事にすら気付いていない。 
 ……が、がぉ(ぉぉ
 でも、お姉さんの目の前でソレは! ソレは……!(爆笑)
 あ、青空教室(メイドマスター)……?
 あー、そっちか……(笑)
 見ていてあまりにも痛々しい……。のだが、現実の女はもっと狡猾だ……こんな場では行使しない。尚且つ、完全なあや主観だ。しかし、それが弱者の視点であり全てなのだ。
> あや「お兄ちゃん、凄いねぇ、息よく続くねぇ。凄いねぇ」
 ま、また俺を困らせますか?
> 何かしきりに感動している。 
 ゴーーーーーーーールッ!
> しかも、本来とはどこか違う所で。 
 ゴーーーーーーーールッ!
> あや「う? うんー」(←無警戒 
 ゴーーーーーーーールッッ!!
 ……開始3分でハットトリックですが、なにか?
> あや「何か、するの…?」(←膝の上で無警戒
 ゴーーーーーーーールッッッ!
> 今更ながらにいい響きだった。
 _| ̄|○ < オフサイドかよ……。
> 主人公「……ふむ」
 神降臨の予感……!
> あや「あ、お姉ちゃんだ。お兄ちゃん、お姉ちゃんが帰ってきたよ」
 
_| ̄|○ < またオフサイドかよ……。
 お兄ちゃんがあまりにも変態ティックなんでつが……_| ̄|○ < ニヤリッ
 ノリノリのテキストと主人公の感情が、シンクロ率を跳ね上げるんですっっっ(ぉぉ
> あや「そんな悪いことしてたら、てんちゅうされちゃうんだからね」
 ……ふむ(マテ
 高崎、プッ殺す。
 ファーストアタックの時も殺そうかと思ったが、もう殺す(斎藤一@るろうに剣心)
 こんな気分は……たんぽぽ以来かねぇ……(闇)
 お兄さんは山へ竹狩りに行ってくるんで、ちょいと待ってナ……。
 ……。
 ぐむ。イベント連鎖。
 吹き荒れるシナリオの山。
 そして、夏祭り風薊。
 ……こ、これって美月が着ていた着物じゃ……。
 またしても、神降臨の予感……!
 ってセカンドアタックで、BGMチェンジ……? なんでこんなに切羽詰ったBGMなの……?(笑)
 再降臨は無かったか……(笑)
 ファーストプレイで呆気なくあやシナリオを引き当ててしまったが、シナリオの構成やテキスト表現、伏線の順序、キャラクター、CGなど、ほぼ全ての面で完璧なのだが、ラストがどうにも一世代前の不可思議オチ。ここだけが惜しい。あと、風ノ唄は夏ゲーという意識だったが、それほど強くは感じなかった。

巫女さんシナリオ

 いきなり、あややんルートを引いてしまったか……俺、正直過ぎ?
 あやシナリオをクリアして解かったが、それほど姉(葉子)とシナリオがカブる心配も無さそうだ。安心して本来のトップバッター、巫女さんルートを目指そう。葉子さんはそうでも無いが、さつきは激痛の予感がするのでラストと言う事で。
 巫女さんシナリオと銘打っているが、公式サイトの紹介からして、凛じゃなくて「巫女さん」と呼ばれているのでそれに倣わせて頂いた。偉大なり巫女さん、天晴なり巫女さん。嗚呼巫女さん、巫女さん巫女さん、夢うつつ(謎)
 凛は、とても純朴な性格が悩ましい(謎)
 独特のスローテンポと、凛々しく奥ゆかしいお姿が、大和魂を狂わせる(ぉ
 何故か目的も無く神社通いを続ける主人公(笑)
 いつの間にか話はトんで凛のテスト勉強を見ることになった主人公。どうやら、1学期の期末テストらしい。凛をアパートの自室に招いて、凛のテスト勉強を見る。
 琳は学校帰りに主人公の住まうアパートに寄っているようで、セーラー服のままだ……巫女衣装じゃないのをちょっとがっかりする俺は悪い子でしょうか……(ぉぉぉ
 つーか、違和感あっても無きにしもあらずとも言えず(いみふめ
 ……。
 やっぱり、かなりがっかりしているらしい、俺……(ぉぉ
 あやは夏祭りの頃にはシナリオが完結しかけていたが、凛はまだまだ片鱗も見せていない。そろそろ夏祭りらしいので、神社でお手伝いをすることになったようだ。
 レイニーブルーよろしく、巫女さんのシナリオとはゆるゆると紡がれるらしい……。けど、そんなにシナリオがタルい訳でもないので、これはこれで。
 凛と海へ遊びに行くこととなる。
 凛はスクール水着しか持っていないので、泳ぐのは嫌らしい……さすがだ……さすが巫女さんだ……(謎)
 むしろ、OK!(ぉぉ
 なんでイカ焼きは美味く作れるのに、握るだけのオニギリで失敗するんだろう……不思議なキャラだ(笑)
> 凛「うん、わたし、好き」 
 ……ふむ。 
> 凛「だって、お父さんみたいなんだもん」 
 ……。 
 ……。 
 _| ̄|○
 凛は、よく「うふふ」と笑うのだが、何回聞いてもドラえもんにしか聞こえない……。俺の耳がおかしいんだろうか(笑)
 はだかYシャツキタ────(゜∀゜)────!!
 キタキタキタキタ────(゜∀゜)────!!
 ……。
 み、巫女さんばりあー!?(謎)
 このもどかしい気持ちは、どうつればいいんダ! 転がるしか! 転がるしか!!(ぉぉぉ
 涼やかな朝に舞い、晴れの舞台で舞い、夜も神前で舞う(ぉ
 ……じ、じじぃ止めれ……(ぉぉ
 つーか、じじぃ公認!? イヤッホゥ!
 盛り上がり方に欠けるとか思ってたのに、俺の心にも風の唄が届いたのか、かなりグッと来た。特にエピローグ。
 冗長に感じることも意味があるんだなぁ……。

管理人さんシナリオ

 では、かなり痛いっぽい気配をかもし出しているさつきをラストに控え、葉子さんのルートを目指そう。
 ちなみに、一瞬だけ目を覆われる若草色の画面は、某氏のサイトの壁紙かと思ったよ……?(ぉ
 うーむ……あやのシナリオでは、なんだか痛そうな部分も見え隠れしてたんだけど、どうやってシナリオが展開するんだろうなぁ……と、思っていたら。
 ブランデーを片手に、やったらオットコ前な管理人さん、登場。(ぉぉぉ
 ……。
 あ、あれ? 何も無しで、突入?(笑)
 いや、スプラッタ物はちょっと……(謎)
 ……肉?(謎)
 ……エプ?(ぉ
 ……青空?(涙)
> 主人公「むしろナイスだ、葉子さん」
 ……。
 あ゛あ゛あ゛あ゛!?
 真面目なゲーム(シナリオ)だとばかり思っていた風の唄が変な方向に! 変な方向にィィィ!
> やっと腑に落ちた表情をする葉子さん(やや呆れ気味)
 モウダメポ……。
 ただ、初めてCGとして登場した主人公の目が、あまりにも悲しそうだったのが印象的だった……。

さっちゃんシナリオ

 さて、なんだか騙された感は拭えませんが、ラストにメインヒロインを張っているさっちゃんルートへと進みましょう。
 ツインテールの幼馴染み。と言っても少し年下らしく、「お兄ちゃん」と呼んで懐いてくれている。
 早速、黒炒飯でつか。解かりやすい性格で、萌えやすいこと。おほほほほほ(謎)
 そして埋伏斥候。ころころ変わる表情で、萌えやすいですこと。おほほほほほほほ(謎)
 いきなりお子様炸裂。お前は解かりやすすぎる。でも、萌えてしまう罠。
 くっ……いきなり過ぎるよママン……_| ̄|○
 主人公頑張ってるよ……_| ̄|○
 おぉ……子供な性格のさっちゃんが、おそらく全キャラの中で最も大きな丘を持っているとは……いわゆる一つのギャップか(笑)
 つーか。
 つーか、理由が解からないのはいいが、回避出来ないのかそれは……。
 何も出来ないまま終わるのか……。
 ……。
 辛すぎるよ……。

風ノ唄シナリオ

 これで全クリなのか、タイトルメニューに増える項目。「風ノ唄」単独ルート。
 凛の幼き頃の話なので、ちびっこ巫女さんが乱舞する世界(ぉ
 作品テーマを強く語るシナリオかと思っていたが、そうでもなく、凛のシナリオを補完するシナリオだった。「風ノ唄」の風ノ唄シナリオなのだから、もっと違うものを期待したのだが……まぁ、これはこれで……(笑)
 しかし、
> あや「お、おつです」
 が、このシナリオの全てだと思う(マテ
 ちなみに、フルコンプするとさっちゃんシナリオが変化する。
 クリアしてみたが、何が変化してそのエンドに辿り着いたのか、の理由付けが薄すぎて……だめぽ(笑)

スク水ノ唄

 かなり面白かったし、何よりあややんが最高なので、こっそりとファンディスクもゲッツしてみたりする(ぉぉ
 いきなり神キタ────(゜∀゜)────!!(ぉぉぉ
 機械仕掛けの馬(バイク)にまたがった、かなりロクースチックな神。お見通し。
 どうやら、凛シナリオで果たせなかった夢を追いかける勇者の物語らしい。風ノ唄シナリオも凛シナリオ補完シナリオだったし、凛はかなりの好待遇を受けているようだ。
 道端で妄想全開超特急キタ────(゜∀゜)────!!
 無人の中華飯店でぬるぬるプレイキタ────(゜∀゜)────!!
 波風浮き立つ浜辺でご奉仕キタ────(゜∀゜)────!!
 この主人公……神が降臨してるね……(笑)
> 主人公「へぅ? じゃない。あやのためにわざわざ買ってきたんだ。もちろん学園指定の旧タイプだぞ。」
 神降臨モードの今、彼を止められるヤツァいねェ……(笑)
 お風呂で、紺色の虹。もはや誰が回避できようか。回避する必要も無いだろう。無限エンジンを搭載した神は、この日5発目の大盤振る舞い。
 ファンディスクとはかくあるべしッッ! を貫く、熱くほとばしる漢の魂を感じます。 
 まさにかくあるべしっっ!

総括

 さて総評。
 シナリオは、夏の日を演出はしているものの、それほど雰囲気を楽しむゲームというわけではなく、かなりの勢いで萌えゲー。しかも、あややん限定(ぉぉ
 CGはやや違和感を感じる場面があるものの、全体的にセンスが良く、オープニングムービーは非常に秀逸。キャラクターCGがかなりストライクゾーン低めに設定されているが、概ね無問題(ぉ
 音楽はなかなか良いレベル。聞いていて飽きないながらも雰囲気によく合っている。ただし、CD-DA音源で、ボイスの音量と合わせるのが難しい。
 システムは、軽快とは言い難い。メニュー構成もデザイン的には優れているが統一感がない。しかし、必要にして充分だろう。
 総じて、萌えゲー好きならやって良い感じかも。膝立てチラリが好きな人は死ぬ(謎)
 あと、昨今熱く議論され、曲芸なんかも参戦してきたスク水ムーヴメントは、どうやら風ノ唄から始まったような感じ(ぉぉ

2003-07-06

Iris


 恋愛ノベルゲームでは確固たる地位を築いているKIDの新作。安定して好評を博しているシステムフォーマットがあることは解かるが、潤沢な開発力が付いてきたのか、新作初版しか売れないとふんでいるのか、作品の投入ペースがやたら早くて、KIDゲーだけ追いかけてやってても追い付きません。
 昨年の12月にも感じたけど、ほんとにF&Cみたいだねぇ……WEBサイトがやたら使いにくい所とかも含めて。
 ま、そんな事はともかく、Ever17の私的大ヒッツ御礼として次に目を付けたのがこの作品「イリス」。公式サイトを見た感じだと、「中学生時代の淡い初恋」がテーマらしくめちゃビンゴッて淡く淡く期待してみたりする。一般的なギャルゲーは学生と言えば高校生だろうが、イリスの舞台は中学3年生。この辺りが焦点になるか。

ファーストプレイ

 早速ゲームスタートだ。
 なんつーか、早速Kanonぽいんですけど……。季節は冬(冬休み直前からスタート)だし、主人公が冬嫌いだし、千林だし(謎)
 桑坂 夏実、登場。
> 夏実「なっちゃんスペシャルでおしおきだぞっっっ」
 主人公のクラスの担任の先生。ショートカットに大きな首飾りを付けて、白衣(?)を着ている。
 なかなか頼もしい先生だナ。名前と性格の印象で、脳内では「なっちゃん→ナチャーン」に変換される。
 ……よし、珍しく打てそうだぞ。
 御堂 東雲、登場。
 名前はシノノメと読むらしい。俺は読めなかった、トンウンって呼んでた……(ぉぉ
 物思いにふけっている主人公にいきなり脚蹴りを食らわす黒髪ポニーテールのヤンチャな娘。
 うーん……(マテ
 末永 さくら、登場。
 東雲の友人で、主人公の幼馴染み。主人公と幼馴染みだが深い仲と言うわけではなく、昔は隣に住んでいただけらしい。今は主人公が引っ越しているそうだ。
 ロングの髪に小さなリボンを付けている、心優しい女の子。
 えらく可愛らしい声やなぁ……。
 初っ端から、激しく青臭い予感……。き、嫌いじゃない……。
 ここでオープニングムービーが挿入される。微妙にヘタウマなオープニングテーマと共に。
 耒田 祐衣、登場。
 名前はそのままユイと読むらしい。
 主人公を毎朝起こしてくれる隣の部屋(主人公はマンション暮らし)の女子高校生。1年生にしてテニス部のレギュラーを務めるスポーツ少女。
 ショートカットの髪型に、人懐っこい明るい性格と、ツボッ。
 肩書きとしては隣の家の綺麗なお姉さんのはずだが、いきなり「にゃははははっ」とか笑うもんだからてっきり年下だと思っていた
 お姉さん、か……いやむしろ打ちやすいネ!(ぇ?)
 耒田 美卯、登場。
 名前はミウと読む。苗字が同じ事からも解かるように、祐衣の妹。
 人見知りの激しそうな大人しい性格をしているが、祐衣よりはしっかりしているらしい。
 結わえているリボンのヒモがやたら長くて絡まってしまいそうなツインテールの髪型をしているロリ担
 主人公と夏実さんのお弁当を毎日作ってくれているらしい……なんと言うか、凄く納得いかないものを感じるのは俺だけですか……?(笑)
 シナリオの展開は非常に良い感じ。淡く、切なく、微妙で、ほのか。
 しかし、こんなに青臭いシナリオのに、テキストは2ちゃんの匂いがするのは何故だ(笑)
 五十嵐 麗子、登場。
 夏実さんの同期の音楽教師。ロングストレートの髪に優しく愛想の良い音楽の先生。ゲームがゲームなら、まず間違い無くメインヒロインの扱いを受けているはずである(ぉ
 もちろんシナリオ次第では俺でも打てるんだが、シナリオが無いっぽ……(笑)
 あやめ、登場。
 街中で出会った幼稚園児。園児服を着ている。歳は4~5歳らしい。たどたどしい言葉遣いで……主人公を困らせる……と言うか……激しく鮎の匂いがするんですけど……(笑)
 止さん(20)にも神楽(10)が打てるんだから、主人公(15)もあやめ(5)を打つべきなのか……?(ぉぉぉぉ
 日をまたぐ時に挿入されるテキストが素晴らしい。
 淡いクセに、青いクセに、Kanonのクセに……。
 いちいち日記に自分なりの解答書いてたら時間がいくらあっても足りない。
 そんな内容だ。
 漠然としか掴めないけど、答えは自分の中で決まっている。
 誰しもが迷い立ち止まる標識の無い交差点を、過ぎた後に振り返り、遠くに見えたのは赤いシグナル──。
 ……らしくねェ、俺。
 ……らしくねェよ、俺。
 さらに俺の特殊な視点でイリスの良さを挙げるとするならば……かつてこれほどまで私服にこだわったゲームソフトがあっただろうか。いや無い(反語)
 一般的なゲームでは、キャラの性格と印象をはっきりとさせ、絵師の負担も軽減させる目的も兼ねて、ほぼ1種類か2種類の私服(立ち絵)パターンしか用意していない。
 ところがどうだ、このイリス。今のところ前日と同じ服は出て来ない。毎日変わっている。考えてみれば当たり前だ。学園モノや病院モノで定められた制服ならば毎日同じでも違和感は無い。千紗や末莉のような境遇ならば察することも出来よう。
 しかし一般的なゲームはそこまで拘らない。当たり前のように毎日同じ服で登場する。キャラがそのキャラクター性を表現する私服から「あぁ、このキャラは○○だな」と、完全に断定することが出来る。しかしイリスはキャラの特性こそあるものの毎日違う服なので、「あぁ、このキャラはこういう系統かな」と曖昧になってしまう。それが狙いか。実に見事で手の混んだ演出であると言えるだろう。手放しで大絶賛である。そして、絵師を労い、その愛情を注がれたキャラクターに対しても「今日は可愛いね」と褒めてあげるために、テキストウインドウを消去してでもよく見てあげるのだ。主にローアングルから。
 ……。
 ひ、ひらスカ、最高でつ。
 ……。
 ウホッ、いい裏地。
 耒田 美澄、登場。
 お隣のおばさん。苗字が同じ事からも解かるように、祐衣と美卯の母である。シナリオありそうな背景をしているが、良い旦那さん(昭仁)もいるので無理かな……。
 一般人(俺含む)がこの主人公の環境に放り込まれたら色んな意味で気が狂うぐらいダダ甘ストォリィ。
 淡いっつーか、甘い。聖なる夜に野外は危険(ぉぉ
 だだ甘な冬休みはいつしか新年を迎え、祐衣とさくらと3人で初詣に行くことに。
 と思っていたら、祐衣が脱落。さくらと二人きりの初詣。うなじが俺を狂わせるんですが(謎)
 控え目で自己主張のあまり無い性格をしている、幼馴染みのさくら。
 東鳩のあかりみたいだなぁと思っていたら。
> さくら「す~ぱ~あかりんだよっ」(違)
 ……。
 こ、こざかしいマネを……!!(激萌)
 つーか懐かしい。ノスタルジック。
 金矢 真奈美、登場。
 委員長の愛称で親しまれている委員長。ストレートロングのメガネっ娘。それが定番であるかのように、勤勉で大人しい性格で、親は開業医。
 うぃずゆー、か……(違)
 あ゛ー。
 中学生だなぁ、中学生だなぁ。青いッッッッ!! 青(ヌル)いわぁっっ!! 激・悶・絶ッ!(んぁ
 エンディングは「さくらエンド」のはずだが……エンディングテーマも流れているし、ハッピーエンドな感じなのだが……。
 違う違う違うっっ! あのKIDが、こんな手落ちをするとは思えない。ただのエローゲならこれで許されるだろうが、あのKIDがダ・カーポ並みってのはあり得ないだろ。つーか、音夢の悲劇がまた繰り返されてる……?(ぉぉ
 ファーストプレイで感じている感情は、KID製To Heart っつーか、中学生版東鳩っつーか、To Heart2は、コレでいいじゃん? っつーか、中学生とか明言してるのに朝チュンはどうかつーか(ぉ
 主人公君がちょっと情けないが、まぁこんなモンかなぁ……。
 とりあえず、オープニングテーマにハマりそうだし、キャラは全部打てそうだし、フルコンプは間違いないでしょう。

東雲シナリオ

 では、いつものようにオープニングムービーに登場する順番で進めましょうか。
 東雲は、さくらの親友でおせっかいなポニ娘の凶暴女。つーか、志保ちゃん。
 直球で直情的な性格のわりに、合理的をモットーして生きている。
> 東雲「なに? 隣であたしに延々とチキン野郎と言われたいの?」
 ガ、ガクガクブルブル……。
 東雲のポイントと言えば、やはり黒髪のポニーテールではないだろうか。
 黒髪ポニーテールと言えば昔はヒロインの定番だったはずだが、最近はめっきり見なくなってしまいましたね。狩り過ぎが原因かと。
 東雲と言えばタイトなタイプが多いスカートも見逃せない。タイトなタイプはあまり好きでは無いにしても、そこはそれ。無物有形の逆三角形はタイトタイプでも明日が見えます(謎)
 東雲とのイベント、と言うものは少なく、人間相関図はありえないのに、こういう所だけ妙にリアルで困る。
 クラスメイトで唯一仲の良い友人が東雲だが、それ以上でもそれ以下でもない。自然と東雲との接点となる選択肢は少なく、最後まで東雲ルートに入っているかどうか解からなかったが……。
 一見すると「さくらエンド」と似たような印象を受けるが、さくらエンドは伏線未解決で、東雲エンドは言葉足らず。この差は大きい。
 別に、言葉(説明)が足りないのは悪くない。イリスの命題である淡いストーリーと青い感覚を保ったまま、シナリオを完結させている。
 充分に評価できる。
 透き通るような感覚を楽しみながら、エンディング後に思いを馳せられる。ただ、やっぱりさくらとのバーサスイベントは欲しかった……。
 つまり、イリス的にはこれでOKだが、脳内補完は摂理と言える(謎)

真奈美シナリオ

 さて次に登場するのは、真奈美だ。
 最初は「いいんちょ」だが、一転して「かなやん」と言う名称に変わる。
 かなやんは、大人しいメガネっ娘か……今一つやる気が起きないが、このゲームは意気込んでやるようなものじゃないだろうし、これはこれで良いのか……?(ぉ
 あと、登場がかなり遅い。ファーストプレイではかなり最後のほうで登場したわりに、物語の重要なポイントとなっていた。「真打は遅れて登場」の格言の通りとなるか、楽しみではある。
 と思ったら、ルートによっては意外と早く登場するようだ。
 メガネっ娘で引っ込み思案なわりに計算高くて……なんか……マナマナを思い出すんですけど……(涙)
 美卯のルートをかすめるらしく、美卯の痛そうな所が見え隠れする。
 耒田姉妹は危険な匂いがします……(ぉ
 真奈美シナリオ日記のはずなのに耒田姉妹に惹かれてしまっておりますが、自然の摂理には逆らわない方向で(ぉぉ
 主人公の心の動き方が、もの凄く丁寧に書かれており、且つ、上手い。これが真奈美じゃなかったら激しく共感していた。自分の好みと反対のキャラシナリオの方が共感度が高いっつーのは、未来にキスを以来だなぁ。シナリオのテイストや方向性はまったく違うんだけどね。
 シナリオをベタ褒めしても、感動系のシナリオではないのでキャラに入れ込むことは無いのだが、正直、びっくりしたと言わざるを得ない。2ちゃんテイストのクセに(ぉ
 あと、今まで3つのエンドをこなしたが、全て朝チュンイベントがあるってのもどうか? ひょっとして、夏色の砂時計みたくPC版として移植されるのか? Ever17PEはただの前座だったと言うのか……?
 ……激しく期待しています、KIDサン。(ぉぉぉぉ
 ね、年齢的にあり得ない……?(涙)
 仕方が無いので脳内補完は摂理と言える(謎)

祐衣シナリオ

 それでは、美卯シナリオに激しく痛そうな予感を感じていますが、慣例にならってオープニングムービーの順番で祐衣ルートへと進みましょうか。
 と言ってもやる気が無い訳ではなく、むしろかなり気合入ってます。
 祐衣のボイスが、無理に舌を巻いて出しているような感じがしてぎこちないのだが、それがむしろ祐衣のキャラクター性と素晴らしくマッチしている。加えて、明るい性格でショートカットでと俺的には美味しいと言わざるを得ない。
 打てる、打てるぞ。シナリオによってはホームランも夢じゃない!(ぉ
 あー、こいつ。こいつめ……。
 激癒し系だよ……癒されてる癒されてるよ……。
 またしてもこの俺が年上キャラにハマる、KIDマジックが炸裂CHU!
 ねこみみ帽子キタ────(゜∀゜)────!!
 祐衣を語る上では外せないキーポイントになるであろう猫耳だが、猫耳があまりにも強調されすぎていることはない。しかしそれ故に、祐衣の可愛さを120%強調することに成功しているモネ(違)
 ねこみみ+ひらスカ+癒し系のやり取りで120%の漢がダウンすると思われる。むしろ俺はダウンした(ぉ
 それがダメでも、ねこみみ+うるんだ瞳+膨れていく頬を回避できる漢がいるだろうか? いや、いない(反語)
 むしろ無理だ(謎)
 祐衣の性格上、さくらや美卯とのとらいあんぐるハートイベントがあり、あまりに可愛いのは気のせいなんですか。
 しかしシナリオが進むにつれて、さくらシナリオで出てきた伏線を邂逅したり、ねこみみすら伏線になってたりで、回避できねぇ……。祐衣の悲しい笑顔が回避できねぇ……。
 イリスの萌えキャラはさくらで決まりだと思っていたけど、シナリオ効果で祐衣が逆転……。
 KIDマジックは健在でしたな……。感謝御礼をこめて、脳内補完は欠かせませんな(マテ

美卯シナリオ

 さて、真奈美シナリオでかなりの予兆を見せていた美卯ルートへと進もう。
 美卯は非常に可愛らしいのだが、いかんせん無口系……唯一、チョップの瞬間だけが萌える所か……?(ぉ
 由比 飛鳥、登場。
 回避できません回避できません回避できません回避できません回避できません回避できません回避できません回避できません(マテ
 Canvasの天音を小さくしたような感じの、美卯の同級生。ショートカットで舌足らず。
 いきなり、
> 飛鳥「こんにちは、東雲お姉さまっています?」
 などという妖しい発言とともに登場し、俺のハートをがっちりキャッチ(ぉぉ
 美卯はサックスが吹けるらしい。
 む、むっちゃ渋……(笑)
 どのくらい渋いかと言えば、祐衣がハーブティーで美卯がほうじ茶と言った感じ(謎)
 飛鳥ちゃんをお昼の時間に屋上で発見。お弁当はえび天丼3段重ねのようである……(ぉ
 これ……どう考えても飛鳥ちゃんのシナリオもあるよねぇ……。もし無かったらイリスの評価落としていい?(マテ
 だってほら、シナリオは凄く良いと聞くのに妹キャラとヤれないだけでナスティ・ボーイやニホンバシ店長の評価を落としているALMAもあることだしね……?(ぉぉぉぉ
 ……それらしい選択肢無いけどな(爆涙)
 美卯シナリオは東雲シナリオと似たような印象を受けた。
 伏線を処理してるかしてないかの所で終了……。
 なっちゃんスペシャル3の完成や、飛鳥ちゃんの登場など、物語の幅としては広いが浅い……。
 シナリオライターの伝えたいことは伝わってくるのだが、伝え方がたどたどしく、曖昧であるのだが、不十分ということでもなく、俺の心は満たされている。なんと言うか、その稚拙さと一所懸命さがひしひしと伝わってくる感覚はテキストにロリ入ってるって言うか(核謎)

夏実シナリオ

 さて、ナチャーンこと、夏実ルートに入ることにしましょう。
 従姉のお姉さんで、担任の先生で、理科教師。
 まぁ、あり得ない……(ぉ
 主人公の精一杯の告白がスルーされたっっ!?
 や、やるなナチャーン!!
 つーか手玉に取られてる! ヤバいよヤバいよ!
 光源氏計画キタ────(゜∀゜)────!!(ぉぉぉぉ
 筆おろ(以下削除)
 ナチャーンシナリオは、東雲とのやり取りが面白かったぐらいで、なんかオマケっぽかったなぁ……。

あやめシナリオ

 再スタートさせると、プロローグから変化している。
 どうやらこれで全員クリアしたことになって、最終シナリオのフラグが立ったらしい。
 つーか、俺は飛鳥ちゃんがクリアしたくて再スタートさせたんですけどゴルァ(ぉぉぉ
 第3視点開眼(笑)
 つまる所、あやめシナリオはイリスの前提であり、イリスというタイトルはあやめのために付けられているが、イリスの全てでは無い。
 あやめの登場によってイリスのシナリオ観(世界観では無く)が大きく変えられるが、だからと言ってキャラ萌えが失せるわけでもなく、これはこれでアリなんじゃないかなと思う。
 美卯シナリオと同じ印象で、キャラ萌えもなければシナリオに入れ込むことも無かったのに、稚拙な表現方法に惚れそうな俺が居る不思議。ぼくらがここにいるふしぎ(マテ
 全部夢オチかよ!! つーか、俺が鮎かよ!
 まぁ、シナリオテキストを誉めても、この展開はいただけないなぁ……。
 なんと言うか、ハーレムってのは好きじゃないんだよねぇ……しかもこの主人公、
> さくらのうろたえる姿にちょっと意地悪な自分を誉めながら、僕は手にした(ネタバレ)を見つめる。
 ……。
 ……。
 ……。
 果てしなく半纏系(ダーク・シュナイダー)の匂いがするんですが……(ぉぉぉぉ

総括
 さて、総評。
 シナリオは、透明感に溢れながら、もう一歩踏み込んで欲しいと思わせる物語の魅力を持っているもの。そう感じることで評価を上げるか下げるかは個人の好き嫌いによるだろう。俺自身は嫌いじゃない。Kanon(栞や真琴)の前例がある通り。
 CGは一貫性を持って綺麗に仕上げられている。ただ、人形など無機物類にも愛情を込めて描いて欲しかった。
 音楽は特筆する所はなく、BGMとして秀逸。ただ、オープニングテーマはめっさ好き。
 システムはEver17 PS2のシステムをバージョンアップさせ、ユーザビリティに磨きをかけている。後はアナログジョイスティックを上手く使って、4つのLRボタンに一貫性が出れば完璧だろう。
 感動したい人(泣きゲー好き)や中学生だからと言ってプレイするゲームではない。想像力が豊かで、2ちゃんねるを知っている人で、ゆっくりゲームを楽しめる人なら間違い無く面白いと感じるはずである。ハマり系ゲームではないのに長く楽しめるゲームであると言えよう。

2003-06-14

Sister Princess 2

 説明するまでもない業界スタンダード、シスタープリンセス。メディアミックスされた世界観が築き上げているシスプリワールドは、俺が語るまでも無いだろう。と言うかシスプリの世界観を詳しく解説したら過半数の人はブラウザの「戻る」を連打すると思われる。
 シナリオとキャラクターはデフォ知識として、今回の日記は書かせていただく。加えて、前作のシスプリ日記で叩いてしまっているので、今回は賞賛オンリーで行こう。駄目な点は全て黙殺の方向で。
 物事を考える上で、信じるよりも疑って見る方が簡単な解決方法だ。レビューも同じく、貶すことより褒めることの方が難しいとされる。若輩者ながらこの俺が、あえてこのシスプリ2で試させて頂こう。何が何でも褒めさせていただく。例え、苦手キャラでもな!
 シスプリと言うゲームは、その世界観とコンセプトの特性上、負の一面をまったく表現していない。この俺が、シスプリごときに負けてたまるか
 今回の日記コンセプトとして、こういう方向で書いてみたい。
 少し予想できてしまうのだが、ゲーム日記中、激しくはじるす風味になってしまうだろう。いつものように誇張表現と歪曲思考が産み出した副産物だと思って生暖かく見守っていただければ幸いである。

白雪日記

 では、Y氏宅にて途中まで進めていた、白雪シナリオから入るとしよう。
 Y氏宅にて進めた白雪シナリオの中で、思ったことは要約するとこの2点。「本当に弁当と食事ネタしか無いぞ」と「やっぱり横の繋がりが非常に希薄だな」である。前者は白雪に対して、後者はシスプリシナリオに対して。弁当ネタしか無かったように感じたのは白雪と花穂の狭間で孝之のように揺れる俺だったので、白雪のイベントに集中して無かったのかも知れない。
 しかし、横の繋がりが希薄なのは残念。オンリーマイシスターコンセプトは俺にとってはありがたいが、シスタープリンセスワールドが薄く感じられるのは損をしているだろう。まぁ、全体のまとまり感でもって相乗効果を狙うのではなく、単体の破壊力を上げて1から全体をみた時の深い広がり感を持たせる方向性なのだと思う。
 と言う訳でプレイ済の場所は飛ばして一気に海水浴へ。
 妹たちのチーム分けが発表だ。
1枠、雛子・衛・鈴凛・春歌。
2枠、咲耶・千影・亞里亞・白雪。
3枠、可憐・花穂・四葉。
※注:鞠絵は発走取消。
 ……2枠濃いなオイ。圧倒的一番人気は花穂を擁する3枠。まぁ花穂だけで単勝支持率70%なので仕方無い。他には、可憐と春歌の馬体(水着含む)の良さが目を引きます。
「アンタ、パレオパレオ言うてるんだから千影なんじゃないのか」
 と言うツッコミに対しては、気性(性格)に問題があるので度外視していると断言しておきましょう(ぉ
 それは1泊海水浴イベントの夜にある、お風呂イベントが如実に表している。
 この(鞠絵を除いた)11人の妹たちのお風呂イベントCG。一見期待しるだけの意味が無いCGに見えるが、実は、向かって前の方から電波能力が高い順番に描かれているのだ。先頭に千影、2番手に可憐、3番手に亞里亞、4番手に花穂……と言った感じで、最後方には咲耶が描かれている。お色気担当の咲耶が最後方に小さく描かれているのは、このような意味があるのだ。
 まぁ水着だけと言うことなら、千影や亞里亞、白雪も捨て難いですね。千影は前述の通りにパレオだし、亞里亞は垂直なのがアレだがスカートひらひらだし、白雪はメンバー中唯一のワンピースで、むしろこっちのほうが目立つからね。
 8月14日。
 毎週恒例、水曜日は姫のデンジャラスデリシャスデー。
 意表を突いて白雪がチャイナ服で登場。真っ白いミニのチャイナ服で給仕してくれる姿は、素晴らしく素晴らしい。
 ラジオドラマでは、かなりエロ担だったのだが、ゲームメディアに入るとそうでもなくなるようだ……。
 白雪が白雪であるための特徴的な語尾「ですの」の、「す」の発音が素晴らしく素晴らしかったり、「ムフン」だの「アハン」だの、ツッコミ所萌え所はあるものの、徹底したお弁当戦略の白雪
 まさに、白雪の半分はお弁当で出来ていますと言っても過言ではない。ちなみに逆説は通用せず、むしろお弁当の全ては白雪で出来ていますと言って良い(謎)
 だが、だからこそ、チャイナ服イベントなんかがあった場合のギャップが。そこが萌え所なのだろう。
 8月15日は夏祭り。
 大きな黒いリボンが映える、ピンク色の浴衣を纏う白雪。
 いつもいつもメイド服ばっかり着ている白雪だが、この時ばっかりは何故か可愛く見えるので要注意だ。いや、そう感じている感情は精神的疾患の一種なのだろうか。
 ここも(鞠絵を除いた)11人の妹たちの集合イベントであって、11人全員が揃うCGがある。海水浴イベントのようにテーマ性が隠されているはずなのだが……それをそう感じることが出来なければシスプリを語ることは難しい。つーか、ホント難しい(ぉ
 立ち位置が向かって左から、「兄に対して抱いている幻想度」だろうか……?
 左から、衛→鈴凛→咲耶と、この辺りは現実的に兄を捉えている、リアル・リアリティスト。近親感情→金→肉。(マテ
 右から、白雪→春歌→亞里亞と、この辺りは幻想を抱いている、脳内ファンタジア。一人称が姫→フルタイム妄想脳内→鬱ファンタジスタ。(マテ
 ……どうだろう? これはあまり自信が無い。
 さぁ、夏祭りが終わってからは白雪ルートも急ピッチで仕上げにかかったようだ。
 前々日からチャイナ服→浴衣と着て、今日はキャミソール。しかもいきなり水濡れ。
 そしてシナリオの前半のお弁当責めに隠れていた伏線が発現。
♪いちにぃサンバ、にいにいSAMBA、お嫁、お嫁、お~嫁サンバ~。Woh!(マテ
> 白雪「にいさま……男の人……なんですのね……」
 むふん?(ぉ
 ふむン?(マテ
 し、白雪!? いいいい、一緒にお風呂でしか!?(急錯乱)
 ふむ。あいにーでゅ(マテ
 おおっ、このエンディングはなかなか綺麗にまとめてるような……気が……えーと……しないでもない?(疑問形)
 ああっ! チクショウ!
 や る な 、 シ ス プ リ ……!(ぉぉ

咲耶日記

 では、シスプリ初心者には最適な咲耶ルートを目指してみよう。かわしやすいからね(笑)
 マイシスター選択、咲耶。
> 一人の女性として見てもらいたいと思っている。
 ……既に筆者が規定する妹の基準を越えてますよ?
 いきなり水濡れCGですか!? 白雪では半月もかかったレアイベントがいきなり!?
 オイオーイ。白雪シナリオ後半のあの加速感を、咲耶は初速で出しますか。凄いキャラだ……(笑)
 今日も咲耶と腕を組んで街を歩いたり。相変わらず兄妹の一線越えてるよ……。
> 咲耶「この腕を他の人に貸したりしちゃ、ダメよ」
 いい性格過ぎます。
 こんな性格の咲耶が、たまに(喫茶店でアイスコーヒーが美味しいと言う主人公の、コーヒーカップに口をつけて間接キッスだと)慌てたりすると堕ちるのもやむなしか。
 ……俺的にはイマイチなんだが……。
 咲耶の、珍しい独り暴走。
 咲耶が自分の部屋で、ブツブツ言いながら主人公の写真にキスをしている……。
 なんだろう……呪われているんだろうか……?
 咲耶と公園でデート。
 白雪に比べるとイベントが少ないような。白雪は毎週水曜日にデリシャスデーと名付けられた定期イベントがあったが、咲耶は定期イベントが無いようだ。
 ほつれかけているキャミソールの肩ひもに気付かない咲耶。さすがに俺でもそれは回避出来ません。
 解けかけている肩ひもを結んであげる優しいお兄様。お兄様! 手を滑らせて! 手を滑らせてポロンと(以下削除)
 咲耶とホテルのプールでデート。
 他の妹達の場合なら「プール遊び」と言うところなんだが、なんだか咲耶の場合は「デート」と言わないといけないような気がしてきた……(精神汚染始まりました)
 オイオイ、なんですかそのやたらと防御力の低そうな水着は。
 えっちなのはイケナイと思いま(・∀・)イイッ!
♪ビルが見える教室で、二人は机並べて、同じ月日を過ごした。
♪少しの英語と~バスケット、そして私はあなたと恋を覚えた……。
 咲耶を攻略しようとしたことも無かったので、今回が初攻略となるのだが、意外と咲耶も独り咲き気味?
 咲耶が学校のロッカーに辞書を忘れてしまったらしいので、一緒に取りに行くことになった。しかし誰も居ない教室で突然妄想が暴走する咲耶タン。激しすぎまつ(ぉぉ
 って言うか、歌が古いな俺……(笑)
 咲耶の新しい水着を一緒に選びに行くことに。
 白雪でも発生した必殺の3択。
> 「白のビキニ」
> 「ロイヤルブルーの水着」
> 「イチゴ模様のかわいいの」
 イチゴ模様のかわいいの(1秒)(ぉぉ
> 咲耶「お兄様ったら、意外にこういう可愛いのが好みだったのねっ」
 ……いや、意外でもなんでも無いでしょ(ぉぉ
 咲耶と夜の遊園地で遊ぶ。
 ナイト営業もしている遊園地らしい。
> 咲耶「これぞ、研究に研究を重ねた、ラブラブミステリーツアー作戦よっ!」
 四葉が混じってる! キャラカブってるって!!(笑)
> 咲耶「いやーんっ、もう帰るぅ~」
 ……わ。(ヲ
 この俺が、咲耶に普通に萌えただとッッ!?
 チクショウ! まだDisc1の中盤なのに、いすちんピンチがぉ!!(ぉぉぉ
> 咲耶「昼食にサンドイッチを作っていたんだけど、作りすぎちゃって……」
> 咲耶「お兄様のことを考えながら作ったんだから、味は保証済みよっ」
> 咲耶「あーんして食べさせたいんだけど……」
 コ、コイツ……!
 マナぼーみたいな技を使うとは小賢しいっっ!(ぉぉ
 咲耶とショッピングデート。
 またしてもそんな防御力の低そうな服を着おって……!
 ひ、ひらひらさせて俺を惑わせないで下さいっっっ!! つーか、下チチが! 下チチが! そんな所のひらひらチラリズムで俺を惑わせるとは、連邦の新型めっっっっっ!!(違)
 ……。
 と言うわけで、非血縁エンド。
 なかなか楽しませてもらった、実際。
 さすがシスプリ初級編(ぉぉ

雛子日記

 次は、オープニングに登場する順番で雛子に行こうか。きっとこの順番が、メディアワークス推奨順序だろう。
 マイシスター選択、雛子。
> 淋しがり屋で、愛情表現はとってもダイレクト。
 ……わ、ヤベ。(早マテ
 雛子のママが午後から用事があるらしいので、雛子と一緒にはじめてのおるすばん。
 おにいたまと遊べると聞いただけで、のっけから雛子節エンジン全開レッドゾーン。「えっとね」「あのね」を乱発し、自分がテンパっている事に気付かない。激しく癒され気味。
> 雛子「ご本読む?」
> 雛子「お外行く?」
> 雛子「ココちゃんと遊ぶ?」
> おにいたま「ほらほら、ちょっと落ちついて。時間はあるんだから」
いすちん「ココちゃんと遊ぶッ! ココちゃんと遊ぶッ!」
> 雛子「くしししし。アイスクリーム食べる?」
> 雛子「それとね、スイカもあるよ?」
いすちん「ココちゃんと遊ぶッ! ココちゃんと遊ぶッ!」
> 雛子「隠れんぼする?」
> 雛子「しりとりもいいかなぁ?」
いすちん「ココちゃんと遊ぶッ! ココちゃんと遊ぶッ!」
 落ち着け、雛子と俺。(ぉぉ
 雛子は本当に寂しがり屋さん。
 毎日毎日メールが届く。咲耶の3倍はメールが来る。「今日は○○があったよ」だの、「明日は○○なの」だの、些細な些細なメールが。話の内容は特に進展しない。常に平和で日常が続いていくシスプリの真骨頂だ。
> 雛子「ココちゃん、まだ春のお洋服を着てて可哀想なの」
 まぁ、冬眠してるからね……(違)
> 雛子「ココちゃんもすっごく嬉しいって!」
 なななな、なにっ!? 雛子はココと話ができるのかい!?
 そ、そうかっ! 解かったぞっ! 全て謎は解けたっっ!
 雛子 = ひな = ひよこ = ひよこ語 = ココ
 BW、発現。(ぉ
 メディアワークスからKIDへの平和的外交担当は、雛子らしい。(ぉぉぉぉ
 ミルキィ・シーズンvsKanon戦争とか、派手にドンパチやっているかと思えば平和的な親善大使も存在するのですね。消えやまぬ紛争の火種を、平和の使者がくい止める。
 ……。
 でも、外交会見の場を覗くと、なにやら宇宙的規模(ビッグバン)の勢いで癒されそうな予感。(んぁ
> 雛子「ココちゃんには水玉さんがいいかなぁ」
> 雛子「それとも、しましまさんがいいかなぁ」
 シマシマさんキボンヌ。
 ……。
 も う だ め ぽ。(ぉぉ
> 雛子「そうだっ。おにいたま、ヒナと一緒にお風呂入る?」
 早いって! その展開早いって!! まだDisc1だYO!
 もちろん入りまつ。(マテ
 ってCG無しですか。
 まぁいいか。
 脳内補完ゲー(シスプリ)だし。(ぉぁっ
 雛子がココちゃんとお話している所を発見。
 ココが、どこからどう見ても沙羅の学校の制服を着てるんですが……(ぉぉ
 いやむしろ、それはそれでOKだけど(マテ
 雛子と遊園地のプールで遊ぶ。
 プールで遊んでおねむの雛子。
> 雛子「ヒナ……眠くないよ……?」
 ……。
 ふむ……(ぉぉぉぉ
 雛子はイベントが多いだけじゃなく、CG枚数もなんだか多いように感じるんですが。誕生日イベントもあるし……。
 ライターと絵師の属性ですか?
 雛子のワンピースは俺も好きだよ?(ぉ
 ぽっかり開いた胸元が DANGER ZONE!(ぉぉ
 いつも元気な雛子ちゃん。
 だけど、急にしおらしい事を言うのは反則です(ぉ
 音響さん! BGM暗過ぎ! 暗過ぎ!
 シスプリマジックにハマッたっっっっ!?(ぉぉぉ
 あと、咲耶や白雪はなんとなく解かるが、雛子や花穂にまでアイシャドウを入れるのはどうかと思うのだが……(笑)
 雛子式命名術。
 おにいたま = 虹の王様
 ……。
 ……。
 おにいたまは雛子の虹が見たいな。
 ……う、嘘でつ。(ぉぉぉ
 雛子式作詞術。
> 雛子「おなかっおなかっ、おなかのおかおは、ぐぅぐぅぐぅ~♪」
 い、意味不明だよ……?(激癒し系)
 この歌のほかにも、「雛子のげんきうた」や、ほか様々な作詞を担当しておられるので、雛子シナリオは一見一聴の価値アリだろう。
 それに、シナリオが不変不可侵のシスプリワールドが単調に続く、最もシスプリらしいシナリオでもあるからだ。
 雛子の夏の最後の思い出作り。
 雛子とお風呂は、なんだか、普通に子供と入るだけっぽく……テ?(キタ?
> 雛子「ヒナ、おにいたまがこしょこしょしてくれるまで、やめないもーんっ☆」
 後悔しても、知らないゾ……☆(くわッ!(ヤメイ
♪泣かないで~(これ以上~) 泣かないで~(これからは~)
> 雛子「一緒にいたいよっ!!」
♪ボクだって強かなーいーYO!(だめぽ)
> 雛子「ぎゅぅってしてもらいたいよーー!!」
♪迷い子にならぬよーに~、見つめているーかーらー(ハォハォ)
 も、もうだめぽ……。
 間合いを制する者が、勝負を制するっっ!
 そんな至近距離で頬を染めてはイケマセンっっっ!!(ぉぉぉ
 約束、だよ……(謎)

春歌日記

 では、次にオープニングムービーで登場するキャラは、春歌である。春歌ルートへと進行。
 春歌は、前作のシスプリ1に比べて、少し顔が変わったような……もう少しキリッとした目元だったように思うが、今作では少しタレ目気味になっている。俺はむしろこっちの方が好きだったりするけど(笑)
 マイシスター選択、春歌。
> 夢見がちなところもある女の子。
 ……がち?
 ビジュアル的にはポニーで黒髪で袴っ娘と、メインヒロインでもおかしくないのだが、その性格とシスプリのコンセプトの関係でかなりの脇扱いなのが悲しい春歌。
 シスプリの世界観として、何故か欧風のモダンな街並というものがあり、その中で春歌はとても浮き気味の存在。しかしそこはそれ、浮いているからこそのギャップが、春歌が春歌であるためのアイデンティティを際立たせている。つまり、ギャップ萌えか。
> 春歌「それってもしかして……2人だけの共同作業ということですよね」
> 春歌「式の予行演習としては、またとない機会です……ポッ」
 ……妄想超特急、全速発車(はるか、フルノッチ)!!
 自転車を一緒に押して歩くだけでそんなことを言われてしまっては、兄君さまも大変です。付いていくのも一杯一杯ですよ……。
 春歌は、普段着から袴っ娘だったのですね。
 普段は武道袴。舞の稽古へ行くと単になったり。
 和装も好きだけど、メール画面のひらスカも良いなぁ……(ぉぉ
 柿ノ本さん、登場。
 シスプリの世界では珍しいサブキャラクターの登場だ。
 ショートボブを首元できっちり切り揃えたおかっぱの髪型で、首に赤いバンダナを巻いている。背は春歌と同じ程度だが、かなりの細身。キャミソールに正統派ひらひらスカート。外見超ツボ。100点(ぉぉ
 でも、春歌ルートの春歌に対するサブキャラクターであるが故に性格激悪(涙)
 だがそこはそれ、春歌につっかかってきて友達になっていくキャラクターだろうから、最初のうちは春歌と勝負して失敗ばかり。失敗ばかりのやられキャラ……(萌(マテ
 春歌の水着選び。
 このゲームって、妹の水着は兄が選ぶものなのか……?(笑)
 いや。これは俗に言うPiaキャロの制服セレクトを導入したものだろう。映画化までされている大人気シリーズの長所を取り入れる。悪くない発想だ。
 さて、春歌の水着は……。
> 「赤のビキニ」
> 「かわいいワンピース」
> 「パレオ」
 パレオ(1秒)
 迷うことは無いでしょう。可愛く見せたいけどあまり肌を晒すのは恥ずかしいという揺れる曖昧乙女心に激しくベストフィットしたパレオは無敵。(ぉぉぉ
 みんなで海水浴。
 パレオのひらひら具合に期待していたわけだが。胸元が反則ですよ、春歌お姉さん。(ぉぉ
 他にツッコミ所は無いのかって? いや、話の節々で妄想超特急は急発進しているのですが、いかんせん同じボケに2回目のツッコミは面倒で(ぉ
 春歌の弓道のお稽古。
 お花、お茶、お習字などなど様々な春歌のお稽古を見学してきたが、今回は弓の稽古らしい。
> SE「ひゅスパーン!」
 的近いって! 的めっちゃ近いって! それ1mも離れてないって!!
 しかし柿ノ本さんが来ない稽古はちょっと切ないのはなんでなんですかね……(ぉ
 そして次のお稽古。
 柿ノ本さんが非を認め、春歌が友達になる。うむうむ、ええ話や……。
> 柿ノ本「お兄様も、今まですみませんでした……」
 い、今なんて言った!? お、お兄様!? そりゃ咲耶だろうがっっ!(笑)
 お兄さんだと思っていたのに!(ぉ
 13番目の使者かと思っていたのに……(涙(ぉぉぉ
> 柿ノ本「はぁ、わたくしも早く愛しの人を探そっと」
 (;´д`)/ <わし、参上。(マテ
 恒例、夏の最後の思い出一泊旅行。
 シスプリ1から定番化していたクライマックスの持っていき方(実際にプレイすると解かる)とは、違ったシナリオが用意されていた……。おいおい、春歌が強化されてまつよ?
♪願~いは~、ただ側に居ーたい~だけ……
 待って! その脳内BGMは流しちゃだめだって俺!
 ……あっ(ホロリ
 シスプリで感動するとは……(ぉぉぉぉ
 でも……。
 お風呂CGが水着だったとは……(ホロリ(ぉマテマテ
 と言う訳で、非血縁エンド。

亞里亞日記

 さて、オープニングムービー登場順序でこなしているので、次は……亞里亞か……その次は鞠絵……(鬱)
 さぁ、中盤戦最大の難関がやって参りました。
 今からこの鬱ボイスを延々と聞くのかと思うとヘタレてしまいそうですが、亞里亞ごときに臆して萌えの一声も上げられないようでは末代までの恥。いざ逝かん、前人未到の DENPA ワールドへ……!
 頑張ります……(弱)
 マイシスター選択、亞里亞。
> 星座、蠍座。
 サ、サソリ座!? 似合わねぇ……(笑)
> 亞里亞「亞里亞、兄やにお知らせにきました」
 あ゛ー、イライライライラ……(ツメ噛みツメ噛み)
> 亞里亞「亞里亞といっぱい、遊んでください」
 う゛ー、イライライライラ……(足揺らし足揺らし)
> 亞里亞「兄や、大好きなの……」
 氏ねっっ! いや、もう殺すっっっ!!(マテマテ
 イ、イカンイカン……落ち着け俺……。
 あがんっ! 滅・殺ッッ!(だからマテ
 のっけから、激しくMPを消費してしまいました(ぉ
 亞里亞とお風呂キタ────(゜∀゜)────!!
 しかも、じ い や 公 認ッ!
 ……ってCG無しかいっ!(ぉぉ
 雛子みたいにDisc1でも、その鬱ボイスだけで萌えろってのは無理だろ……(笑)
 しかしまぁ、よくよく聞いていると「た」の発音がだんだん気持ち良くなってきましたよ?(精神汚染始まりました)
> 亞里亞「亞里亞のお腹のなかに誰かいるの」
 電波キタ────(゜∀゜)────!!
 ガクガク((((;´д`))))ブルブル
 ……顔文字が違うのは気にするな(ぉ
> 亞里亞「あっ、亞里亞のお腹で……跳ねてるの……。ドンドン……って」
 ……(・∀・)ズンズン?(マテ
 ……(・∀・)キュンキュン?(違)
 亞里亞と、ベティーズでお人形さん選び。
 しかし人形売り場に来ると一人で選び始める亞里亞。ほかの妹となら、デートイベントのはずなのだが……。
> じいや「亞里亞さまの好みは、亞里亞さまにしかおわかりになりませんから……」
 た、確かに……(ぉぉ
> 亞里亞「こんにちわなの……。あなたのお名前は? 亞里亞はフランスから来たの……」
> 兄や「……語りかけてる?」
 ち、近寄れない……(ぉぉぉぉ
> 兄や「不思議な感じだな……。亞里亞だと、お人形と話していても、そんなに違和感がないっていうか……」
 お前が感じている感情は精神的疾患の一種だ。
 亞里亞と夏祭り。
> 亞里亞「……兄や、どうしたの? 亞里亞のお顔……なにか変?」
> 兄や「ううん、亞里亞の浴衣姿を見てたんだよ」
 だから、お前が感じている感情は(以下略)
> 亞里亞「くすくす。兄や……亞里亞も浴衣なの」
> 四葉「兄チャマ、なんか鼻の下、のびちゃってるデス!」
 四葉君、ナイスツッコミだ。
 もう一度だけ言おう、お前が感じている感(以下略)
 亞里亞の家に遊びに行くと、亞里亞はお昼寝中らしい。
 じいやさんがお屋敷のプールでご一緒しませんかと誘ってくれたにも関わらず、あっさりと断る兄や、漢すぎ……(笑)
 そして亞里亞のエロボイス寝言……。
 亞里亞杯争奪、草ダービーの開催が迫る。
 時期も時期(本物の日本ダービー直後)だけに、楽しくなってきたよ……(ぉ
 亞里亞、お空を飛ぶ(ぉぉ
 海水浴とプールで海を制した亞里亞が、騎馬(ダービー)によって地を制する準備を整えつつ、同時に気球を操って空を制する。そして、大空を飛びつつ笑顔でキメ。って、まるでガチャピンのような扱いの亞里亞だな。
 待望の亞里亞ダービー、開催。
 ハナから飛ばす兄や。セーフティリードをたもったまま4角へと進むが、好位から追いすがるじいや。さぁ、差がドンドン詰まってきた! 兄やはここで四位作戦を発動するが、じいやは一瞬の隙を突いて内からするする伸びていく! 外から追いすがる兄や! しかしじいやも譲らない! いったいったでゴールインッッ! じいや、これが淀の走り方だと言わんばかりの完勝劇でしたっ!
 亞里亞杯ダービーの優勝者には、亞里亞様からほっぺにチューらしい。
 ……正直いら(以下削除)
 そして、亞里亞と夏の最後の想い出旅行。
 必ず側に付いていたじいやも伏線を残しつつついに亞里亞と二人だけの時間となる。
 出発前からバカップル全力全開の兄やと亞里亞。誰か止めて下さい(笑)
> 亞里亞「兄やが……亞里亞のこと、ぎゅうってしてくれてます……」
> 兄や「ほら、こうしていれば平気だろう……?」
> 亞里亞「兄やの匂いはとっても優しい香りなの」
 駅前で昼間っから兄妹がすることではありません。誰か止めれ。
 しかしそんなバカップルに立ちはだかる障害が……。
 じいや妹、登場。
 じいやと同じ。いじょ(ぉぉ
 今までの妹とは違い、二人だけの1泊旅行は海ではなく、山の別荘。
 清らかな湖で亞里亞と語り合い、野原では野ウサギを見て心和ませる兄やと亞里亞。速攻でウサギさんとお友達になる亞里亞。さすがだ……(笑)
 そして恒例。亞里亞とお風呂。(ぉ
> 兄や「よーし……」
> 亞里亞「あっ……」
> 兄や「僕も、亞里亞とのお風呂……とっても楽しいよ」
 なに!? そのあって何!?
 つーか犯罪ダロ( ゜Д゜)ゴルァ!(ぉぉ
 たった一つの約束。
 どうでもいいような伏線が。うさぎさん大活躍(謎)
 果たされなかった約束は。
 君がために僕がいて。
 夜を越えて、亞里亞の決意。
 そして……。
 うわ、俺ちょっとホロリときたんですけど、俺も精神的疾患が発病してまつか?
 今までとは違い、兄やから真実を語り、兄やからの告白……。
 正直、男らしいような騙しているような……(ぉぉ

鞠絵日記

 さて、最大の難所と思われた亞里亞も無事に越えまして、次は鞠絵です。
 ここもかなりの難所になりそう……。
 作品中唯一のメガネっ娘で三つ編み病弱系。キャラクターとしての位置はしっかりとしているのだが、他があまりにも濃すぎてめちゃめちゃ影が薄い。それが鞠絵だ。
 今まで5周もしているが、まだ1回も鞠絵に出逢った事が無い。他の11人は、全員集合イベント時(プロローグ・海水浴・夏祭り)で一緒になるのだが、まったく姿を見せることの無い鞠絵。攻略しようと思わなければ隠しキャラ同然の扱いである。
 と言うことは裏を返せば、他のキャラとはまったく別のシナリオが楽しめるはずであって、キャラ的にはどうでも良くてもシスプリ12連戦中盤戦における起伏となってくれるはず。
 鞠絵からのメールは長い。
 切々と日常を書き綴るメール。
 高原の診療所で、療養中の鞠絵。
 診療所まで、兄上様がお見舞いに行く。
 鞠絵イベントは、鞠絵と街で出会うことも無いため、急に発生するようだ……(笑)
 看護婦さん、登場。
 外ハネショートカットの可愛い系と清純系が混ざったようなお姉さん。
 正直、ストライクゾーンと言うかホームランボール。春歌の時のサブキャラ(柿ノ本)と言い、この看護婦さんと言い、シスプリのサブキャラはどうしてこんなに魅力的なのでつか?(ぉ
 それから鞠絵とはメールのやり取りばかりで、逢うことが出来ない日々が続く……。
 思いばかりが募り、ついに11人の妹たちとの海水浴イベントへ。当然ながら、鞠絵は出て来ない。
 海水浴イベントが終わると、兄上様が一念奮起。いきなり鞠絵の診療所に4連泊イベントへ突入する。
> 兄上様「僕にたくさん、鞠絵の笑顔を見せてくれるかい?」
 お耽美が過ぎますよ、兄上様。
 もうちょっとどうにかならんか……(笑)
> 看護婦「お兄さん? 鞠絵ちゃんのお兄さんですよね?」
 お兄さんキタ────(゜∀゜)────!!
 ついについに念願の、お・に・い・さ・んキタ────(゜∀゜)────!!
 しかもツボキャラ。
 クるよコレは……!!!(何が
> 看護婦「優しいお兄さんですね。ちょっと鞠絵ちゃんがうらやましくなっちゃうわ」
 外は気持ち良さそうですね。ちょっと歩きませんか看護婦さん(おぜうさん)(ぉ
 ……。
 本気で攻略ルート探していいでつか?(マテ
 ほら、鞠絵2周目だと攻略できるとか、そういうのは無いんでつか?(必死
> 鞠絵「わたくし、嘘を付いておりました……」
 鞠絵も貴族病のようですな……お耽美が過ぎますよ、鞠絵貴婦人。
> 鞠絵「きちゃった……」
 あ、あんですとっ!?
 キチャッタ&デキチャッタってやつですか!?(ャッてない
 しかし、シナリオの盛り上げ方としてはシスプリにしては異様と思えるほど溜めが キ イ て る 罠……。
 でもやっぱり鞠絵は鞠絵でした。
 正直、影薄い……(ぉぉ

衛日記

 ようやく折り返し地点。まだゴールは果てしなく遠いが、挫折すると思っていた2人を越してやや安心。
 だがしかし、俺、衛もダメなんだよねぇ……。外見とか性格とかじゃなく、主人公の呼び名、すなわち「あにぃ」が。
 呼び名なら「兄君さま」とか「兄や」とか「兄くん」とかの方がオカシイのだが、非現実的すぎると言うことではなくて、その逆……。あまりに当たり前過ぎて、リアル・リアリティ。シスタープリンセスのコンセプトが前提である以上、俺としては多少非現実的なキャラの方が気が楽だ……(笑)
 キャラが嫌いなのではなく、そもそも無理なのだ(ぉ
 しかし、完全制覇のためには越さねばならぬ、試練の罠、棘の道……。
 マイシスター選択、衛。
> いろんなスポーツをお兄ちゃんと一緒にやりたいとウズウズしている。
 落ち着け。
 衛とプールで水泳教室。
 さすがスポーツ少女マモー。初っ端からプールイベントでつか。展開早くないでつか。抑えて抑えて。まぁ、おちけつ。肩甲骨は健康そうに見えるから肩甲骨と言うのですね。兼恍惚とか、言っちゃだめぽ。つーか抑えて、あにぃ。
 色気も何も無いだけに、ネタに走れない辛さ。それがマモーだ……。
 衛と公園を散歩。
 って、虹キタ────(゜∀゜)────!!(ぉぉぉぉ
 スプリンクラーがっ、スプリンクラーがっ!!(謎)
 ちぇき?(違)
 衛とラジオ体操。
 毎朝毎朝ラジオ体操。
 色っぽい、体操のお姉さん先生とか居るらしい。でもCGが無いよ無いよ(涙)
 きっと春歌シナリオや鞠絵シナリオのサブキャラのように、かなり(・∀・)イイ! と、思うのだが……(笑)
 またプールイベントか……。
 まさに、プールはボクの庭だよと言わんばかりに輝く衛。
 気を抜いていたらまたプールイベント。光りすぎだよ……(笑)
 皆で海水浴。
 衛と一緒に選んだ……と言うか、あにぃセレクトなのだが、衛の新しい水着がお披露目。
 シ、シワがミルシー並みだ……(ぉぉぉぉ
 やたら逆光の眩しいCGばかりだと思っていたら、なかなか良い仕事してますね?(ぉ
 そして、やたらと衛は控えめな夏祭り。
 突っ込む場所もありゃしねぇ……(笑)
 夏祭りが終わると速攻で海水浴へ。
 ラジオ体操と泳いでばかりか(笑)
 ……な、なにっ!? 瞬着だとう!?(笑)
 アレである。ルパンがフジ子ちゃんをベッドダイブで襲う際に使う、「瞬間的着脱衣」技術。離れ業である。やるなマモー!(笑)
 衛の家にお泊りイベント。
 枕元でそんなに切々と語りかけられると……精神汚染始まりそうですよ?
 性格とかシナリオとか、衛というキャラクターを位置付けている全ての要素は、俺にとってデッドボールのキツいものなんだけど、外見(見た目)は結構ツボなんだよねぇ……。
 正直、このまま5~6年経てば恐るべき萌えキャラになっているのでは無いかと……って、ちびマモーキタ────(゜∀゜)────!! いかん……萌えタ。(マテッ
 そして最終最後の舞台。衛と夏の最後の思い出作り旅行。
 山に海に、激しく遊ぶ少年少女。否、兄妹。
 こういう自然の描写は大好きなのだが、衛が挙動不審になるたびに俺の身はすくみ上がる……。もう少し具体的に言うと、衛の心臓が高鳴るたびに、俺の血の気は引いていく(ぉ
 そして衛とお風呂……。い、息を飲むな主人公!! そして照れるな衛!! がぁぁぁぁ……(凹)
 旅行前、あにぃは衛にプレゼントを渡していた。
 そのプレゼントに驚き、頬を染める衛……。
> 衛「あ、あにぃの前で……だけだからね」
 ……。
> 衛「あにぃが、ボクを置いていっちゃうんじゃないかって……」
 ……。
> 衛「もぅ……もぅ、どうにかなっちゃいそうなんだ」
 ……。
 クライマックスでエロネタでつか?(汗)
 正直、勘弁……(笑)

四葉日記

 さて、ようやく面白くなってまいりました(マテ
 お次に登場するのは、四葉でございます。個人的には激しく双葉希望。
 マイシスター選択、四葉。
> お兄ちゃんマニアの彼女は、お兄ちゃんの秘密をチェキするために情熱を燃やす。
 ……やっぱりストーカー?(笑)
 この四葉、口癖である「チェキ」のキャッチフレーズがシスプリの看板文句と言って良いほどの有名なものであるが、俺はあまり興味がわかず、まったくノーチェキ。外見は短いツインテールで花穂とかまり変わらない印象を受けるので良い印象なのだが、外見で花穂とキャラカブってる所が逆に俺の興味を引かない一因だった。と言うよりも、ただのストーカーだと思っていた。
 だが、実際にシナリオを進めてみると……やっぱりストーカーじゃねぇか。好奇心旺盛で舌っ足らずでメールの名前はひらがなでと、なかなかやるじゃない?
 夏バテ気味の四葉と街中で出会う。
> 四葉「はわわわわ……やっぱり体に力が入らないですぅ~」
 ……。
 はわわにですぅときましたか、そーですか、キましたか、俺の時代が(違)
 いきなり痛恨の一撃だったよ……。
 四葉と、探検発見ぼくのまち。
 木の上に登って降りられなくなった子猫を救出すべく、ひらひらの短いスカートで無防備に登ってゆく四葉。けど、シスプリだから! コンシューマだから! 目を凝らしても見えませんよ……?(==;)
 正直、最高。(ぇぇっ?
 四葉の私服 Ver.2 が、かなりツボなんですけど(笑)
 四葉とお化け屋敷に行くの巻。
 今回の四葉はどんな謎を見つけてくれるかと期待していたら……。
> 四葉「兄チャマーー、もうやだよーーーー、おうちに帰るよー、うわーん、うわーん、キャー、助けてぇ~~~!」
 ……え?(萌
 い、意表を突かれすぎて俺瀕死ですよ?
 今まで四葉のキャラをあまり把握していなかったが……イイじゃない?(ぉ?
 もしくは、四葉に至る3連戦(亞里亞・鞠絵・衛)があまりに辛すぎたのか……?
 四葉が四葉であるアイデンティティ。それは、チェキという言葉。
 メールで四葉の家に誘われて「明日行くよ」と返信を打つと、兄チャマは、
> 兄チャマ「明日はチェキチェキか……」
 と、つぶやく。
 あまりにも意味不明なんですが……。
 そして、四葉の担任の先生に呼ばれて言ってみると、
> 先生「四葉ちゃんは学校で、お兄さんのこととか、チェキのことを考えすぎてお勉強に集中してくれません」
 と、言われる。
 兄チャマをチェキすることと、チェキ単体では意味が違うんですか……?
 高難易度の新語ですよ……?(汗)
 みんなで盆踊り。
 四葉はイギリス育ちなので、和文化の中ではやはりそれほど輝けることもなく平穏無事に終わっていった……(←一番ノリづらい)
 四葉は、メールでの約束イベントよりも、街中での突発イベントのほうが多い。
 まぁ、考えてみたら四葉は兄チャマのことをストーキングしたいわけだから、この方が正しいか……(笑)
 予想外のハプニング的なイベントが多くてなかなか楽しい。いきなり抱きついて体温をチェキされるとは予想外でした……ぐぅ(ぉ
 四葉は、能天気な明るい性格だと思っていたが、意外とよく泣くイベントがある。亞里亞並みによく泣く。亞里亞は「くすん」だが、四葉は「うぁーん」。
 意外と繊細なんですのね……(謎)
 四葉と夏の最後の思い出旅行。
 四葉も別荘を持っているらしい……ブルジョアめ。
 四葉とお風呂っ、四葉とお風呂っ☆(マテ
……って、リボン解いて、少しタレ目にしたら花穂じゃないか……。
 と言う訳で、非血縁エンド。

花穂日記

 さぁ、盛り上がってまいりましたっつーか、クライマックスっつーか、ぶっちゃけた話、花穂以外どうでもいいっつーか、ついに真打登場っつーか、威風堂々、本命登場。
 ショートカットの髪型キャラが、衛→四葉→花穂と続いている。まさにジェットストリームアタックだ。しかし、萌えレベル的にはジェットストリームのようなものではなく、ピチュウ→ピカチュウ→ライチュウと進化してゆくものであると断言して良い。
 立て、国民よ。(ぉぉ
 マイシスター選択、花穂。
> 意外とドジっぽいところがあるみたい。
 ……っぽい?(笑)
 花穂と、デパートに日記帳を買いに行くことに。
 相変わらず足がおぼつかない花穂。またコケた。もちろん僕は、すぐに花穂ちゃんを助け起こしてあげたよ。(謎)
 それにしても、花穂はどうしてこんなにも頬を染めているのだろうか。お兄ちゃまは、勘違いしてしまいそうだよ……? 試っ着室っ! 試っ着室っ! 試っ着室っ!
 兄妹2人して、「日記帳を買う」という当初の目的を忘れてしまっていた。でも、麦藁帽子を買ってご機嫌な花穂。良きかな良きかな、平和と書いてカオスと読む世界。
 花穂から「なかなか眠れないの」と言うメールが届く。
 昔から寝る子は育つと言うから、花穂は育たないのかな……? ふむ……。
 いや、そうじゃなく。とりあえず添い寝からスタートという事で(マテ
 花穂のおうちに行ってみると、お寝坊さんな花穂はお着替えの真っ最中。ピンク色のドットが見えてしまいそうでつよ、花穂たん。……いや、そうじゃなくちょっとお仕置きが必要とりあえずハグハグ。(マテ
 取り消し線から煩悩がはみ出てるよ俺……さすが花穂だ……。
 さて、そんなこんなで花穂のチアの成果を見ることになったお兄ちゃま。とりあえず、そのチアのユニフォーム……メディアワークス、ゴッジョブ。CGがどうとか言う問題じゃない。立ち絵が変わって1ドットでも動く度にアトミックハート。
> 花穂「ねぇ、ひまわりさん……」
> 花穂「花穂ね、お話できるんだよ」
> 花穂「花穂にはお花の声が聞こえるんだぁ」
 異次元聴覚。
 近赤外線波長光が沙羅に見えたように、ココにエンディングが見えたように、花穂もまた、人智を超えた身体能力があるらしい……。それすなわち、咲き誇る花との会話。
 お兄ちゃま置いてけぼりだよ……(笑)
> 花穂「もしお兄ちゃまがいなかったらって思ったら……。考えたら、怖くなっちゃう……」
> お兄ちゃま「こんなに震えて……。でも大丈夫だよ。花穂はこうして、僕の腕の中にいるだろう?」
 またしてもお耽美病が再発? すげぇ世界だ……。
 花穂の私服が今作は、豪華に幾重にも積み重ねられ、その一つ一つが全体の和を崩さずに自己主張を繰り返し繰り返し心を捉えて離さないスペシャルなものである(日本語変)
 十二単にも匹敵する神々しさを持ったスパイラル。くるくる回転したらどうなるのか見てみたい。あっさり死ぬ。俺が。
 花穂の私服 Ver.2 は、清楚でオーソドックスひらスカ。さすがだ。これを目の前にして「否」と言う解答は無いだろう。ありえない。オーソドックスさを純粋に突き詰めたピュアなパワー。お兄ちゃま昇天。
 チア試験の合格祈願に神社へ行く。
 花穂が、お礼に……キ、キタ!
> 花穂「今はこれくらいしかできないけど……チュッ」
(↓恋愛DHUオープニングテーマがフェードイン脳内再生)
 
CHU? CHU-CHU! CHU-CHU! CHU-CHU-CHU? 
 CHU? CHU-CHU! CHU-CHU! CHU-CHU-Yeaaaaaaaaaaaaah!!! 
 Guuuoohhhhhhhhhhhhhhh!!!!!!!!!! 
 ん、んぁ……(ぉ
 アイスの食べすぎで風邪をひいてしまった花穂の、お見舞いに行く。
 花穂……! いま助けてあげるよッッ!(ぉ
 オペを開始するッ!(マテ
 汗……(いきなり?
 汗……(またか
 汁……(何?
 ふむ。お手当て完了?(ぉ
 では、塗る風邪薬を用意して。(ぉぁ
 みんなで海水浴に行くことに。
 花穂も今年は新しい水着を買うらしいので、お兄ちゃまセレクトは……パレオだ。つーか、即決速攻。ビキニにはまだ早い+ワンピースは卒業したいお年頃=パレオ。これ、勝利の方程式(謎)
 激しく、ふむ……(謎)
 花穂とお兄ちゃまとの想い出のプールが語られる。ちび花穂……あんまり変わってないような……気のせいなんだろうか……。
> 花穂「あーっ、お兄ちゃま、本気にしてないでしょ?
> もうっ、花穂だって、得意なことはあるんだよぉ」
 そのでしょの発音が最高。さすが、モッチー。ひょんな所で萌え発音を炸裂させやがりますね。
 花穂と蛍狩り。
 花穂が、鮮やかな赤の花柄の浴衣を纏って登場。
 これは意外な。
 つーか、シスプリ2は衣装がコロコロと変わっていく。シスタープリンセスとは「不変の世界観」を持っているため、どうしてもゲームシナリオがのっぺりまったりとなってしまう。その所を視覚的に補っているのだ。
 だが、お兄ちゃまに対する花穂コレクション2003(服装)は、お兄ちゃまを闘牛の牛と勘違いしているんじゃないかと思えるぐらいひらひらだったり真っ赤だったりする。だからと言ってそれはそれ。期待に応える萌えるお兄さん的には「ドリルでルンルンクルルンルン」をBGMにしてハリケーンミキサーを喰らわせてあげるのである。
 花穂と二人だけで、1泊旅行。
 ……お兄ちゃまは正気をたもてるのか?(マテ
> 花穂「花穂、なんだかドキドキしてきちゃう……」
 そのドキドキを、静めてあげようか……?(ぉ
 旅行の行き先は海沿いのモーテル。シナリオ前半で選んだ水着から、また変わってる……(笑)
 特殊効果さん! 光りすぎ光りすぎ! 花穂、光りすぎ!!(ぉぉ
> お兄ちゃま「今日は汗をかいただろう? お風呂を沸かしておいたから、花穂からお先にどうぞ」
> 花穂「ありがとう、お兄ちゃま」
 ……(鬱ッ!
 常套手段じゃないか……(謎)
> 花穂「一緒に、お風呂に入ってほしいなぁ……」
 積極的ダネ! イイネ! ゴチニナリマス!!(んぁ
 キタ────(゜∀゜)────!!
> 花穂「花穂、もっとお話したいんだけど……なんだか眠くなってきちゃった……」
 Round2、ファイッッ!!
 ラウンド1は? って言うツッコミは却下。察しる!(謎)
 日本一の妹だと思っています。(マテ
 と言う訳で、非血縁エンド(ぉ

鈴凛日記

 はい、お祭りも終わりまして後は消化試合ですな。今の勢いを保ったまま全てクリアしたいと思っています。
 マイシスター選択、鈴凛。
> メカ大好きな電脳系の女の子。
 それは推す所なのか……(笑)
 シスプリ2には、立ち絵の種類として「近影」と「遠影」がある。立ち絵の位置とキャラの大きさでもって距離感を出すアレだ。近影になったさいは書き込みが細かくなり、PSにしては凄く頑張っているCGレベルになる。
 通常シーンでは遠影で、近影はより良い選択肢を選んだときなどで効果的に使われる。
 多くのキャラの場合、近影と遠影はたいして変わらないのだが……鈴凛の場合は、近影が横向き。
 これはきっと、恥じらい、遠慮しつつも近付いてきている状態を表現している立ち絵近影だと思われる。
 効果的過ぎ(萌(ぉぉ
 ぴぺぽぺん♪(←ドラ●もんのアレ)
> 鈴凛「クルクルクリーマーくん~」
 ここで「発明キタ────(゜∀゜)────!!」とか言えれば鈴凛萌えなんだろうか……さすがのアニキでもそれは難しいよ……(笑)
 そう言えば、鈴凛もひらスカな私服である場合が多い。
 もちろんアニキ的にもグッドテイストでベストフィーリング。
 髪型も花穂の髪型を少し短くしたようなショートカットで、ひょっとしたら四葉→花穂→鈴凛という流れはシスプリのクリーンナップなのかも知れない……(ぉ
 アニキの家のエアコンが突然壊れ、熱風が止まらなくなる。
 (;´Д`)<こ、この展開は……まさか?
 しかしエアコンは突然爆発し、部屋が暑くてどうしようもないから、どうしようとか言う展開は回避される。
 そこから怒涛の急展開。
 鈴凛が颯爽と登場し、エアコンを直してくれることになる。
> 鈴凛「何回来ても、アニキの部屋に入るとドキドキしちゃうね……」
> アニキ「え、何か言った?」
 ……。
 それはさて置き、鈴凛がパパッとエアコンを修理してスイッチを入れると、今度はエアコンの冷却水が逆流して鈴凛に降りかかってしまう。
 ここで問題。その時の鈴凛はTシャツでした……。
 ……。
 答えはイェスッ! イェスイェスイェスッッ!!!
 鈴凛、ひょっとしたら隠れた名キャラなのかも……(笑)
 ぴぺぽぺん♪(←ドラ●もんのアレ)
> 鈴凛「風神ちゃんスペシャルだよ~」
 なんと、風速100キロを出す扇風機らしい……(ぉぉ
 鈴凛、それ、家が壊れちゃう、壊れちゃうよ。台風の暴風でも風速20メートルだよ、100キロって単位が違うよ、違うよ。ヤリスギだよ。それがもし風速100キロ毎時だとしても、秒速25メートル以上だよ、激しすぎるよ(笑)
 鈴凛と街で出会ったり、デートしたり、映画を見たり。
 なんか鈴凛と合うたびに凄い勢いでお金が吸い取られていく気がするんですけど……。
 まぁこれは鈴凛萌えのための試練の一つなのでしょう……(笑)
 鈴凛が、クラスの女の子からラブレターを貰って困っているらしい。
 そう言うのは衛が担当じやないんですか……?(笑)
 なにげに鈴凛強化されてまつか?(ぉ
 もしかして鈴凛には女の子には付いていないはずの突起が付いていたりするんですか?(マテ
 ……って、それじゃあ「シスター」プリンセスにならないか……(笑)
 鈴凛強化されてます(確信)
 アニキと鈴凛の会話が徐々に……日に日にラブラブになっていくんですけど……。おまいら兄妹だろうが(涙)
 これで萌えなきゃ漢じゃないね……。
 しかし、唯一の欠点はセリフが棒読みの時と、心をこめている時の差が激しいこと……か?(笑)
> アニキ「いやその水着……鈴凛にとっても似合ってるって、思ってさ」
> アニキ「なーに、本当のことを言ったまでさ」
> アニキ「今日の鈴凛は、かわいらしくて、すっごく女の子っぽく感じるな……こっちまでドキドキしちゃうよ……」
 ……誰かこのアニキを止めてくれ(笑)
 鈴凛の反応は皆様の予想通りなので書かないが、アニキの、思ったことを全て口にしてしまう病を止める薬を下さい(ぉ
 そして、舞台は夏の最後に想い出1泊旅行へ。
 他のキャラと違って、お風呂CGが屋外での鈴凛お手製の簡易シャワー。
 つまり、湯気で見えるべき部分が見えないってことは無い
 ……。
 ……。
 ……なるほど(マテ
 そして、感動的なクライマックスと、世界へ飛び立つ壮大な話。
 鈴凛、強化しすぎでは……(ぉ

千影日記

 では、最後の最後の大難関。電波ゲーとか逸脱ゲーとか言われているシスプリの中でもさらに強力な電波思考と言動を持ち合わせて、常軌を逸脱しちゃっているとされている千影ルートへと進もう。
 千影は、シスプリの中でも一番人気とされているらしいのだが、俺はどこが良いのかさっぱり……(笑)
 ミステリアスな雰囲気は神秘性と背徳性を軽く醸し出す重要な萌え要素だとは思うが、千影は「ミステリアス」じゃなくて、「オカルティック」なだけだと思うんですけど……。
 マイシスター選択、千影。
> クールでミステリアスな……。
 だから違うって(笑)
 図書館によくいる千影。
 メールはあまり来ることもなく、一緒にどこかへ行こうなどと誘われることも無い。
 意味不明な電波発言を繰り返しながら、やたらと「…………」を多用しながら、月日だけは過ぎていく。
 意味不明な電波発言が全て伏線だとしたら面白いかもしれない……どうだろう。
 千影も他のキャラクターたちと同じく頬を染めたりするのだが、なぜ照れているのかが解からないので萌えとか言えない……辛すぎ。ボケにく(笑)
 尼僧さん、登場。
 孤独を愛する千影にしては珍しい、千影の知り合い。
 そのまんま尼僧さんの格好で、歳は20ぐらいだろうか……。
 みんなで夏祭り。
 海水浴の集合イベントでは、相変わらずワケの解からない電波発言を繰り返して意味不明だったが、夏祭りはなかなか……。
 祭りは初めてなのか、人込みに戸惑いつつもお祭りの色々なものに興味を示す千影。カラーひよこ、わたがし、型抜き……。そして、輪投げイベントは千影を見直した。
 千影と2人で祭りを楽しんで、みんなの所に戻る際……。だ、だんだん千影がわかって来ましたよ? 感じますよ感じますよ? 精神的疾患を。(ヲ
 千影とケーキ屋の謎を追う。
 噂のケーキか……今まで、千影の不気味な言い回しに散々振り回されてきたのだが、今回は何だろうか……。
> 千影「そうだ……兄くん。私が頼むものを……当ててみたまえ」
 そうか……。
> 千影「……とっても……美味しそうだ。さあ……触手を伸ばしてみよう。未知のものへ……と……」
 そうか……(;´Д`)
> 千影「ただ噂になっているから……一度兄くんと……」
 そ う キ た か。(ぉぉぉ
 前半はほとんどイベントが発生しなかった千影ルート。
 Disc2に入ると怒涛のイベントラッシュ。
> 千影「兄くんは鈍感だね……」
 霊的現象以外で、千影のこんなセリフが聞けるとは思ってもみなかったよ……(笑)
 そして、物語はいつの間にかクライマックスに……。
 罪という絆で繋がれた二人を待つものは……。
 千影のシナリオはシスプリワールドを根底から支援する背景だったのか。
 そのシナリオコンセプトは面白かったけど、千影は正直怖いよ……特に最後のセリフ……(笑)

可憐日記

 さあ、ついにシスプリ12人斬り最終章。
 可憐の世界へと突入です。
 ひらひらだったはずの可憐が、今作ではどこのブルジョアの寝巻きやねんって感じの私服で、加えて、タレ目気味だった可憐がツリ目気味になっていて前作とのギャップが激しい。どっちかと言うと前作の可憐の方が好みだったので辛いのだが……いざ、参る。
 マイシスター選択、可憐。
> ちょっぴり甘えんぼうなところがある、とっても健気な女の子。
 ヤ、ヤベ……(早)
 夢見がちなドリーマー、可憐ファイルその1。
> 可憐「可憐もお兄ちゃんに会えなかったから……。どうしても我慢できなくなっちゃって、気が付いたら、ここに来ちゃってたの」
 気が付いたらってアンタ(笑)
> 可憐「お兄ちゃんのお部屋……。なんか可憐……とっても幸せ……」
 開始10分でこのセリフ。
 開口一番そのセリフ。
 好感度 Love MAX 路線は相変わらずなのか……(笑)
 可憐の日本語が乱れてるんですが……(笑)
 だよモンだったり、ですますだったり、ドリーミングだったり……。ただでさえドリーミングに付いていくだけで精一杯なのに、超感覚は疲れるよ……(ぉ
 あと、常に威嚇している三つ編みをなんとかしてあげて欲しいよ(笑)
 夢見がちなドリーマー、可憐ファイルその2。
> 可憐「やっぱりお兄ちゃんはスゴイなぁ」
 何がそんなにスゴイのか……(笑)
> 可憐「やっぱり、お兄ちゃんは、可憐のスーパーマンなんですね」
 可憐ちゃんはムッキーマッチョがお好みですか?
 可憐とテニスデート。
 メインヒロインがテニスをするのは、同級生からの伝統ですか?(違)
 こみパの瑞希もテニスだしなぁ。
> 可憐「あん☆ お兄ちゃん……大きい☆」
 な、なに……?(爆笑)
 エ・ロ・ネ・タ、キタ────(゜∀゜)────!!
> 可憐「えいっ! きゃあっ!?」
 俺的には、むしろコッチの方が萌え。と言うか、「きゃあ」のセリフが「きゃあ」とは聞こえないんですが……(笑)
> 可憐「うふふっ。お兄ちゃんの汗のにおいだぁ……」
 ゃ……やっぶぁー……(凹)
> 可憐「これが、男のヒトのにおい……なのかな?」
 ……。
 さすが、妹たちの代表だけあって可憐のイベント量は充実しています。
 そして、私服立ち絵のバリエーションが3種類も……私服好きとしては至福のひと時(逝ってヨシ)
 ひらひら最高。
 千影シナリオコンセプトがシスプリの根底を支援するものだとすれば、可憐シナリオコンセプトは真のシスプリスト達をさらなる高みへ誘うために、シスプリストだけのために捧げられた高密度シスプリコンセプト。妹濃縮50,000%とか、そんな感じ。
 素人は、ついついイロモノキャラに入ってしまいがちだが、それで「シスプリの実力はこんな程度か」と飽き足らずにメイン格の可憐シナリオへと踏み入れる猛者達への鎮魂歌。瞬間的に完全廃人化させることを目指して仕上げられていると言っても過言では無いだろう。
 夢見がちなドリーマー、可憐ファイルその3。
> 可憐「お兄ちゃんと2人だけで使える更衣室があったらいいのにな……ウフフっ」
 それは、更衣室とは言わないのでは……?(笑)
 いやそれはともかく可憐、その水着は反則(ぉ
 ヤヤアルーンマンセー。オシーリオシーリ。 は げ し く も う だ め ぽ……。
 とりあえずそのほつれかかったヒモ引っ張らせてくれ。つーか、チェキ。
 可憐と素敵な夏を選びにショッピングモールへ。お兄ちゃん’s サマーセレクション2003(謎)
> 可憐「この水着、きっと海に入ったらひらひらって裾が揺れるのかなぁ」
 確定。それ、確定。クリオネの気持ち。
 そして当日……。
 想像していたものとは違ったが、これはこれで……(ぉぉぉ
 夢見がちなドリーマー、可憐ファイルその4。
> 可憐「お兄ちゃんとペアルックで……ウフフっ」
 兄妹としてそれは禁忌の技ですよ、可憐さん……?
> 可憐「別々に着てちゃダメなの。同じ時間、同じ場所で……」
 なんの罰ゲームだ、それは(マテ
 ポニー可憐、登場。
 シナリオ前半で「可憐のショートカットが見たい」と言ったにも関わらず可憐がポニーを結ってきただけなのだが、ロングストレートのお嬢様風可憐が髪型一つ変えただけでこうも印象が変わるとは……やはり、髪型は重要なファクターです。
 なんやかんや話しながら可憐にクルッと回ることを強要するお兄ちゃん。
> お兄ちゃん「束ねた髪が風にのるように、軽やかにはねあがって……とてもかわいらしかったよ」
 ……神降臨?(ぉぉ
 と言うか、足もとがお留守ですよ可憐さん。
 ふむ……(ぉ…
 皆と夏祭り。
 可憐の浴衣姿は可愛いのではあるが……なぜ、梅?(笑)
> 可憐「わぁ、見て見て! ピンクのヒヨコさんがいっぱ~い! ピヨピヨ鳴いて、かわいい!」
 どこ!? ドコにいるの!? カメラさん! カメラさん! パーンダウンプッリィーーズ!!
 夢見がちなドリーマー、可憐ファイルその5。
> 可憐「お兄ちゃんと一緒に一つの浮き輪なんて、可憐、やってみたいなぁ」
 そろそろ罰ゲームっぽくなってきましたね……?(笑)
> 可憐「行く先も決めず、ただ波に揺られて……」
 懐かしの、アメリカ横断ウルトラクイズですか(ぉぉ
 まったく途切れることなく襲い掛かる、シスプリの全身全霊をこめた廃人化テキスト
 有名なリンカーンの演説を借用すると Karen of the SisPrist, by the SisPrist, for the SisPrist. と言った感じ。有名なクラーク博士のお言葉を拝借すると、Boys, Be spoilt. ってか?
 つまり俺は何が言いたいかというと、可憐はそれだけの破壊力を持ち、尚且つそれだけ人を選ぶと言いたいのだ。
 有名なアコムのCM風に言うとご利用は計画的にと言う事だ。有名な朝日新聞社のように一発だけなら誤射かもしれないとか言ってたら、核攻撃だったりするので要注意だ。
 そして、数多のイベントを乗り越えた先には、可憐との2人だけの1泊旅行。
 ……。
 ディーフェンスっ! ディーフェンスっ!
 3ポイントシュートゴーーーーールッッ!!
 ディーフェンスっ! ディーフェンスっ!
 3ポイントシュートゴーーーーールッッ!!
 ディーフェンスっ! ディーフェンスっ!
 3ポイントシュートゴーーーーールッッ!!
 3ポイントシュートゴーーーーールッッ!!
 だめです! 防御壁、効果ありません!!
 ディーフェンスっ! ディーフェンスっ!
 だめです! 防御壁、効果ありません!!
 ……。
 可憐の猛攻に耐え切れません!
 正直、DF(オレ)には荷が重い……(笑)
 シナリオスタート時から Love MAX だったのに、クライマックスはさらに加速するので要注意だ。
 クライマックスのあの問い詰めは激しく凹む……(笑)
 と言うわけで、非血縁エンド。

総括

 さて、総評。
 シナリオがどうとか、システムがどうとか、音楽がどうとか、そんなのまったく関係無し。シスプリの世界観に対応できるかどうか。この1点に尽きる。
 柔軟に対応出来るなら珠玉の名作、信念を曲げられない気質の人にはとんでもない地雷。
 ま、ツッコミ所は満載なのでネタ好きな人もなかなか楽しめるかもしれない。俺もこれだけ書いたにも関わらず、ハートが増える技とかツッコミ損ねたし(笑)