2011-02-22

CPRMとは何ぞ?

 レコーダーで録画した番組をDVDに焼こうと思ったら焼けないと言うので、ちょっと調べてみたら……おうおう、素人泣かせの規格がもりもり出てるじゃないですかDVDに。
 やっぱりアレですか。マスゴミを筆頭とする著作権厨どもの仕業ですか。ほんと○ねばいいのに。既得権益を守るために一般層を混乱させ、市場規模を減衰させるとか。音楽CDと同じ過ちを繰り返すつもりですなぁ。今の音楽市場を見てみろよ。

 さて、家のビデオレコーダーはまずHDDに録画する子である。それをDVDにダビングするわけだが、このDVDメディアもCPRM対応である事が必須条件となる。基本的にPCデータ用のDVDメディアしか持ってなかったので、そのDVDメディアを入れても意味不明のエラーばかり吐いて一般人を混乱させる。
 「なぜエラーなのか、どうすればエラーを吐かなくなるか」をちゃんと表示しないとダメだろ。
 なお、DVDに焼き込む際、もりもりDVDコピー出来ないように、HDD側の録画したファイルは消されてしまう。(録画ファイルのコピーではなく移動になる感じ)

 続けて、記録したDVDを他の再生機で見ようと思った場合。ここでもCPRM対応の機器が必要となる。パソコンで見ようと思ったら、CPRM対応のDVDドライブと、CPRMとDVD-VRに対応したプレイヤー(再生ソフト)が必須となる。
 現在出ているドライブ類はCPRM対応のものが多いらしいが、CPRMとDVD-VRに対応した再生ソフトがあまり無いなぁ。
 そもそもメディアプレイヤーは、愛用の物だけを使いたいだろうに。
 同じDVDを視るだけのに、レンタルDVDと録画したDVDでは再生ソフトが違う(操作が変わる)と言うのは一般層を突き放すにもほどがある。
 普通のDVD入れたらWindows標準であるMicrosoftのMedia Playerが起動するのが普通じゃないだろうか。CRPM対応のメディアは別の再生ソフトで起動して見て下さいとか不便極まりないね。一般層がこの壁を超えられるとは思えない。結果、「録画する」と言う行為自体も「音楽を聞く」と同じぐらいに衰退していくんじゃないだろうか。

 ちなみに、俺みたいな中級者でも、ソフト1本インストールするのにどれだけ勇気がいると思ってるんだと言いたい(ぉぉぉ
 iTuneみたいにわらわらと付属アプリをくっつけてくるようなウザいソフトは使いたくないだろ普通。Microsoft(Windows)、Sun(Java)、Apple(iTune)、Adobe(ReaderやAIR)、Google( Desktop)など、頻繁にあれこれアップデートを申し立て、勝手にソフトウェアをインストールしたり、増やしたりするようなソフトは勘弁して欲しい。1本のソフトをインストールしただけでコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」に各コンポーネントソフトごとにズラリとソフト名が並ぶとか。俺のパソコン(Windows)がレイプされているに等しい。
 1本のソフトウェアをインストールすると言うのは、そういう恐怖に勝てる魅力(ソフトウェアの)がないと嫌なのだ。
 DVDを見たいと言うのは、そういう恐怖に勝てる要素ではない(俺的に)。
 エロゲで遊びたいと言うのは、そういう恐怖に勝てる要素なので、サクッとインストールしてCドライブが丸々消えたりしても悔いはありません(マテ

2011-02-02

フリーのレンタルWikiサービス比較

 ちょっと触れてみる機会があったので雑感など。

■livedoor wiki
 国内ポータル系では初のレンタルWikiサービス。
 デザインの自由度が低く、フォントサイズを一つ小さくしたいと思っても無理。ユーザー側でCSSを設定することができない。まぁ、フォントサイズを小さくしたら広告が大きすぎて見るに耐えないのであるが。
 また、プラグインもあまりない。commentやincludeと言ったWikiらしい便利なものが使えないのが痛い。別途ページコメント機能はあるのだが、あまりに使いづらい。
 動作自体はそこそこ軽快だが、広告類のスペースがバカでかいのが難点。グラフィカルなアクセス解析機能なども無駄の極みである。

■Google サイト
 ご存知Google先生のサイト作成サービス。
 Wikiとは謳っておらず、一般的なWiki構文は使わない。通常はエディタが自動的にHTMLタグを生成してくれるのだが、余計なタグ要素がもりもり突っ込まれるのが使いづらい。tdのwidthとか勝手に入れて1行表示で済む所を改行させたりしてくるのが面倒事を増やしてくれる。
 Wikiの編集はgoogleアカウントを持っていて、かつ、許可されたメンバーのみ可能には出来る。が、ページごとに閲覧可・不可などの細かい設定は出来ない。サイト全体で閲覧可・不可の設定は出来るので、サイト内にメンバー専用のページを作りたい場合はサイトを2つ作れと言うことだろう。面倒である。許可・ログインも2回必要だし。
 そして極めつけは、ページの履歴や投稿ログなどに使われる名前。googleアカウントの姓・名を勝手に使用される。Wikiの更新履歴を表示したら、俺の名前がズラッと並んでた。ログアウトした状態でも当たり前のように表示される。googleアカウントは「姓」と「名」の入力を強要してくるので単純なニックネームやハンドルネームを使っている人には驚異的に使いづらい。そもそも個人情報丸出しである。googleアカウントにはせっかく「ニックネーム」と言う入力項目があるので、そちらを引用するようにして欲しいものである。
 サイトの表示、サーバーの動作は非常に軽快で素晴らしい。ここはさすが google さんと言った所か。

■@wiki
 個人で運営しているらしいレンタルWikiサービス。
 細かな設定項目と豊富なデザインテンプレート、CSSの自由度などを兼ね備えた優秀なサービスとなっている。
 ただ、動作は微妙に重い。プラグインを多数取り入れているので致し方ない所だろう。
 優秀なサービスではあるんだが、誰でも改変可能なWikiという性質のサイト運営にあたって、そのサービスの地盤となる信頼性から言うと、やはり企業製のものを使いたい所ではある。